世界遺産：登録基準 (i) の遺産一覧

登録基準(i)の意味

登録基準 (i) の定義
登録基準 (i) は、「人類の創造的才能を表す傑作」を示す文化遺産に適用されます。
ここでいう「傑作」とは、単に美しいというだけでなく、建築様式や芸術表現、技術的革新などの面で歴史的に大きな意味を持ち、その後の時代や他地域に強い影響を与えた作品であることが求められます。

代表的な対象には、卓越した設計や美術表現を持つ宗教建築、宮殿、記念碑、彫刻群、都市景観などが含まれます。これらの遺産は、その国だけでなく「人類全体にとっての財産」として評価されています。

登録基準(i)に該当する世界遺産一覧

アフガニスタンの世界遺産（基準(i)：1件）

• バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群（2003年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）

アルバニアの世界遺産（基準(i)：1件）

• オフリド地域の自然遺産及び文化遺産（1979年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vii)）

アルジェリアの世界遺産（基準(i)：1件）

• タッシリ・ナジェール（1982年 / 基準：(i)(iii)(vii)(viii)）

アルゼンチンの世界遺産（基準(i)：1件）

• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）

オーストラリアの世界遺産（基準(i)：2件）

• カカドゥ国立公園（1981年 / 基準：(i)(vi)(vii)(ix)(x)）
• シドニー･オペラハウス（2007年 / 基準：(i)）

オーストリアの世界遺産（基準(i)：1件）

• シェーンブルン宮殿と庭園群（1996年 / 基準：(i)(iv)）

バングラデシュの世界遺産（基準(i)：1件）

• パハルプールの仏教寺院遺跡群（1985年 / 基準：(i)(ii)(vi)）

ベルギーの世界遺産（基準(i)：4件）

• 建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅群（ブリュッセル）（2000年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• スピエンヌの新石器時代の火打石の鉱山発掘地（モンス）（2000年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• ストックレー邸（2009年 / 基準：(i)(ii)）
• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）

ボツワナの世界遺産（基準(i)：1件）

• ツォディロ（2001年 / 基準：(i)(iii)(vi)）

ブラジルの世界遺産（基準(i)：4件）

• 古都オウロ・プレト（1980年 / 基準：(i)(iii)）
• ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所（1985年 / 基準：(i)(iv)）
• ブラジリア（1987年 / 基準：(i)(iv)）
• パンプーリャ近代建築群（2016年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

ブルガリアの世界遺産（基準(i)：3件）

• マダラの騎士像（1979年 / 基準：(i)(iii)）
• カザンラックのトラキア人の墳墓（1979年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• スヴェシュタリのトラキア人の墳墓（1985年 / 基準：(i)(iii)）

カンボジアの世界遺産（基準(i)：2件）

• アンコール（1992年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• プレア・ヴィヘア寺院（2008年 / 基準：(i)）

カナダの世界遺産（基準(i)：1件）

• リドー運河（2007年 / 基準：(i)(iv)）

スリランカの世界遺産（基準(i)：2件）

• 古代都市ポロンナルワ（1982年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• ダンブッラの黄金寺院（1991年 / 基準：(i)(vi)）

チリの世界遺産（基準(i)：1件）

• ラパ・ヌイ国立公園（1995年 / 基準：(i)(iii)(v)）

中国の世界遺産（基準(i)：17件）

• 泰山（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(v)(vi)(vii)）
• 万里の長城（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• 北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• 莫高窟（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(v)(vi)）
• 秦の始皇陵（1987年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vi)）
• 曲阜の孔廟、孔林、孔府（1994年 / 基準：(i)(iv)(vi)）
• 武当山の古代建築物群（1994年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• ラサのポタラ宮歴史地区（1994年 / 基準：(i)(iv)(vi)）
• 蘇州古典園林（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(v)）
• 頤和園、北京の皇帝の庭園（1998年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• 天壇：北京の皇帝の廟壇（1998年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• 大足石刻（1999年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• 龍門石窟（2000年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• 明・清朝の皇帝陵墓群（2000年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• 雲崗石窟（2001年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• 古代高句麗王国の首都と古墳群（2004年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(v)）
• 中国大運河（2014年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vi)）

クロアチアの世界遺産（基準(i)：2件）

• ドゥブロヴニク旧市街（1979年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• シベニクの聖ヤコブ大聖堂（2000年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

チェコの世界遺産（基準(i)：3件）

• テルチ歴史地区（1992年 / 基準：(i)(iv)）
• レドニツェ-ヴァルティツェの文化的景観（1996年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• オロモウツの聖三位一体柱（2000年 / 基準：(i)(iv)）

エチオピアの世界遺産（基準(i)：3件）

• ティヤ（1980年 / 基準：(i)(iv)）
• アクスム（1980年 / 基準：(i)(iv)）
• ラリベラの岩窟教会群（1978年 / 基準：(i)(ii)(iii)）

フランスの世界遺産（基準(i)：19件）

• モン-サン-ミシェルとその湾（1979年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• シャルトル大聖堂（1979年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ヴェルサイユの宮殿と庭園（1979年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• ヴェズレーの教会と丘（1979年 / 基準：(i)(vi)）
• ヴェゼール渓谷の先史時代史跡群と洞窟壁画群（1979年 / 基準：(i)(iii)）
• アミアン大聖堂（1981年 / 基準：(i)(ii)）
• 天日製塩施設、サラン-レ-バン大製塩所からアルケ‐スナン王立製塩所まで（1982年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• アヴィニョン歴史地区：法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋（1995年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場（1983年 / 基準：(i)(iv)）
• サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会（1983年 / 基準：(i)(iii)）
• ポン・デュ・ガール（ローマの水道橋）（1985年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• パリのセーヌ河岸（1991年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ランスのノートル-ダム大聖堂、サン-レミ旧大修道院及びト宮殿（1991年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• ブールジュ大聖堂（1992年 / 基準：(i)(iv)）
• ミディ運河（1996年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• シュリー-シュル-ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷（2000年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ヴォーバンの要塞群（2008年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• アルデッシュ　ショーヴェ・ポンダルク洞窟壁画（2014年 / 基準：(i)(iii)）

ガンビアの世界遺産（基準(i)：1件）

• セネガンビアのストーン・サークル群（2006年 / 基準：(i)(iii)）

ドイツの世界遺産（基準(i)：12件）

• アーヘン大聖堂（1978年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場（1981年 / 基準：(i)(iv)）
• ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会（1985年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• ヴィースの巡礼教会（1983年 / 基準：(i)(iii)）
• ケルン大聖堂（1996年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会（1986年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vi)）
• ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群（1990年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム（1992年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園（2004年 / 基準：(i)(iv)）
• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• バイロイト辺境伯のオペラハウス（2012年 / 基準：(i)(iv)）
• ナウムブルク大聖堂（2018年 / 基準：(i)(ii)）

ギリシャの世界遺産（基準(i)：11件）

• バッサイのアポロ・エピクリオス神殿（1986年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• デルフィの古代遺跡（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• アテネのアクロポリス（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• アトス山（1988年 / 基準：(i)(ii)(iv)(v)(vi)(vii)）
• メテオラ（1988年 / 基準：(i)(ii)(iv)(v)(vii)）
• テッサロニーキの初期キリスト教とビザンチン様式の建造物群（1988年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• アスクレピオスの聖地エピダウロス（1988年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• オリンピアの古代遺跡（1989年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ダフニ修道院群、オシオス・ルカス修道院群及びヒオス島のネア・モニ修道院群（1990年 / 基準：(i)(iv)）
• エゲの古代遺跡（現在名ヴェルギナ）（1996年 / 基準：(i)(iii)）
• ミケーネとティリンスの古代遺跡群（1999年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）

グアテマラの世界遺産（基準(i)：2件）

• ティカル国立公園（1979年 / 基準：(i)(iii)(iv)(ix)(x)）
• キリグアの遺跡公園と遺跡群（1981年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

バチカンの世界遺産（基準(i)：2件）

• ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂（1980年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• バチカン市国（1984年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）

インドの世界遺産（基準(i)：12件）

• カジュラーホの建造物群（1986年 / 基準：(i)(iii)）
• ハンピの建造物群（1986年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• アジャンター石窟群（1983年 / 基準：(i)(ii)(iii)(vi)）
• エローラ石窟群（1983年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• エレファンタ石窟群（1987年 / 基準：(i)(iii)）
• コナーラクの太陽神寺院（1984年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• マハーバリプラムの建造物群（1984年 / 基準：(i)(ii)(iii)(vi)）
• タージ・マハル（1983年 / 基準：(i)）
• サーンチーの仏教建造物群（1989年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ラニ・キ・ヴァヴ グジャラート・パタンの女王の階段井戸（2014年 / 基準：(i)(iv)）
• ブッダガヤの大菩提寺（2002年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）

インドネシアの世界遺産（基準(i)：2件）

• ボロブドゥル寺院遺跡群（1991年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• プランバナン寺院遺跡群（1991年 / 基準：(i)(iv)）

イランの世界遺産（基準(i)：9件）

• ペルセポリス（1979年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• イスファハンのイマーム広場（1979年 / 基準：(i)(v)(vi)）
• タハテ・スレマーン（2003年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• パサルガダエ（2004年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• シューシュタルの歴史的水利施設（2009年 / 基準：(i)(ii)(v)）
• アルダビールのシェイフ・サフィー・ユッディーンの修道院と聖者廟複合体（2010年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ペルシャ庭園（2011年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ゴンバデ・カーブース（2012年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• スーサ（2015年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）

アイルランドの世界遺産（基準(i)：1件）

• ブルー・ナ・ボーニャ・ボイン渓谷の遺跡群（1993年 / 基準：(i)(iii)(iv)）

イタリアの世界遺産（基準(i)：22件）

• ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂（1980年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院（1980年 / 基準：(i)(ii)）
• フィレンツェ歴史地区（1982年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ヴェネツィアとその潟（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(v)(vi)）
• ピサのドゥオモ広場（1987年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• デル・モンテ城（1996年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョ邸宅群（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• サン・ジミニャーノ歴史地区（1990年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群（1994年 / 基準：(i)(ii)）
• シエナ歴史地区（1995年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ラヴェンナの初期キリスト教建築物群（1996年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• ピエンツァ市街の歴史地区（1996年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• サヴォイア王家の王宮群（1997年 / 基準：(i)(ii)(iv)(v)）
• モデナの大聖堂、トッレ・チヴィカ及びグランデ広場（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• アグリジェントの遺跡地域（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ（1997年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• ヴィッラ・アドリアーナ（ティヴォリ）（1999年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• アッシージ、聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群（2000年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部）（2002年 / 基準：(i)(ii)(iv)(v)）
• ティヴォリのエステ家別荘（2001年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• チェルヴェテリとタルキニアのエトルリア古代都市群（2004年 / 基準：(i)(iii)(iv)）

日本の世界遺産（基準(i)：5件）

• 法隆寺地域の仏教建造物（1993年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• 姫路城（1993年 / 基準：(i)(iv)）
• 厳島神社（1996年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• 日光の社寺（1999年 / 基準：(i)(iv)(vi)）
• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）

カザフスタンの世界遺産（基準(i)：1件）

• ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟（2003年 / 基準：(i)(iii)(iv)）

ヨルダンの世界遺産（基準(i)：3件）

• ペトラ（1985年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• アムラ城（1985年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• ウム・エル-ラサス（キャストロ・メファ）（2004年 / 基準：(i)(iv)(vi)）

北朝鮮の世界遺産（基準(i)：1件）

• 高句麗古墳群（2004年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）

韓国の世界遺産（基準(i)：1件）

• 石窟庵と仏国寺（1995年 / 基準：(i)(iv)）

レバノンの世界遺産（基準(i)：1件）

• バールベック（1984年 / 基準：(i)(iv)）

レソトの世界遺産（基準(i)：1件）

• マロティ‐ドラケンスバーグ公園（2000年 / 基準：(i)(iii)(vii)(x)）

ラトビアの世界遺産（基準(i)：1件）

• リガ歴史地区（1997年 / 基準：(i)(ii)）

リビアの世界遺産（基準(i)：1件）

• レプティス・マグナの古代遺跡（1982年 / 基準：(i)(ii)(iii)）

マルタの世界遺産（基準(i)：1件）

• ヴァレッタ市街（1980年 / 基準：(i)(vi)）

メキシコの世界遺産（基準(i)：12件）

• 古代都市パレンケと国立公園（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• 古代都市テオティワカン（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• オアハカ歴史地区とモンテ・アルバンの古代遺跡（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• 古都グアナフアトとその銀鉱群（1988年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• 古代都市チチェン-イッツァ（1988年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• サンフランシスコ山地の岩絵群（1993年 / 基準：(i)(iii)）
• 古代都市ウシュマル（1996年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• グアダラハラのオスピシオ・カバーニャス（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と熱帯保護林（2002年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(ix)(x)）
• ルイス・バラガン邸と仕事場（2004年 / 基準：(i)(ii)）
• メキシコ国立自治大学（UNAM）の中央大学都市キャンパス（2007年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• テンブレーケ神父の水道橋水利施設（2015年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

モンテネグロの世界遺産（基準(i)：1件）

• コトルの自然と文化-歴史地域（1979年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）

モロッコの世界遺産（基準(i)：1件）

• マラケシ旧市街（1985年 / 基準：(i)(ii)(iv)(v)）

オランダの世界遺産（基準(i)：5件）

• キンデルダイク-エルスハウトの風車群（1997年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• Ir.D.F.ヴァウダヘマール（D.F.ヴァウダ蒸気水揚げポンプ場）（1998年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• ドゥローフマーケライ・デ・ベームステル（ベームステル干拓地）（1999年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• リートフェルト設計のシュレーテル邸（2000年 / 基準：(i)(ii)）
• アムステルダムのシンゲル運河内の17世紀の環状運河地区（2010年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

ノルウェーの世界遺産（基準(i)：1件）

• ヴェガオヤン-ヴェガ群島 （1979年 / 基準：(i)(ii)(iii)）

ミクロネシアの世界遺産（基準(i)：1件）

• ナン・マドール：東ミクロネシアの儀式の中心地（2016年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vi)）

パキスタンの世界遺産（基準(i)：1件）

• ラホールの城塞とシャーリマール庭園（1981年 / 基準：(i)(ii)(iii)）

パナマの世界遺産（基準(i)：1件）

• パナマのカリブ海沿岸の要塞群：ポルトベロとサン・ロレンソ（1980年 / 基準：(i)(iv)）

ペルーの世界遺産（基準(i)：4件）

• マチュ・ピチュの歴史保護区（1983年 / 基準：(i)(iii)(vii)(ix)）
• チャン・チャン遺跡地帯（1986年 / 基準：(i)(iii)）
• ナスカとパルパの地上絵（1994年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• アレキーパ市歴史地区（2000年 / 基準：(i)(iv)）

ポーランドの世界遺産（基準(i)：3件）

• ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園（2004年 / 基準：(i)(iv)）
• ヴロツワフの百周年記念ホール（2006年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• タルノフスキェ・グリの鉛・銀・亜鉛鉱山とその地下水管理システム（2017年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

ポルトガルの世界遺産（基準(i)：4件）

• バターリャの修道院（1983年 / 基準：(i)(ii)）
• トマールのキリスト教修道院（1983年 / 基準：(i)(vi)）
• アルコバッサの修道院（1989年 / 基準：(i)(iv)）
• コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート遺跡群（1998年 / 基準：(i)(iii)）

ルーマニアの世界遺産（基準(i)：1件）

• モルドヴィア地方の教会群（1993年 / 基準：(i)(iv)）

ロシアの世界遺産（基準(i)：6件）

• サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群（1990年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• キジ島の木造教会（1990年 / 基準：(i)(iv)(v)）
• モスクワのクレムリンと赤の広場（1990年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群（1992年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• フェラポントフ修道院群（2000年 / 基準：(i)(iv)）
• ノヴォデヴィチ女子修道院群（2004年 / 基準：(i)(iv)(vi)）

サウジアラビアの世界遺産（基準(i)：1件）

• サウジアラビアのハイール地方のロック・アート（2015年 / 基準：(i)(iii)）

セネガルの世界遺産（基準(i)：1件）

• セネガンビアのストーン・サークル群（2006年 / 基準：(i)(iii)）

セルビアの世界遺産（基準(i)：2件）

• スタリ・ラスとソポチャニ（1979年 / 基準：(i)(iii)）
• ストゥデニツァ修道院（1986年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）

南アフリカの世界遺産（基準(i)：1件）

• マロティ‐ドラケンスバーグ公園（2000年 / 基準：(i)(iii)(vii)(x)）

ジンバブエの世界遺産（基準(i)：1件）

• 大ジンバブエ国立記念物（1986年 / 基準：(i)(iii)(vi)）

スペインの世界遺産（基準(i)：18件）

• アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画（1985年 / 基準：(i)(iii)）
• セゴビア旧市街とローマ水道橋（1985年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群（1985年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• コルドバ歴史地区（1984年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区（1984年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡（1984年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• アントニ・ガウディの作品群（1984年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• サンティアゴ・デ・コンポステーラ（旧市街）（1985年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• 古都トレド（1986年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• サラマンカ旧市街（1988年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館（1987年 / 基準：(i)(ii)(iii)(vi)）
• ポブレー修道院（1991年 / 基準：(i)(iv)）
• バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ（1996年 / 基準：(i)(iv)）
• ラス・メドゥラス（1997年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院（1997年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート遺跡群（1998年 / 基準：(i)(iii)）
• ビスカヤ橋（2006年 / 基準：(i)(ii)）
• アンテケラのドルメン遺跡（2016年 / 基準：(i)(iii)(iv)）

スーダンの世界遺産（基準(i)：1件）

• ゲベル・バルカルとナパタ地域の遺跡群（2003年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）

スウェーデンの世界遺産（基準(i)：1件）

• タヌムの線刻画群（1994年 / 基準：(i)(iii)(iv)）

スイスの世界遺産（基準(i)：1件）

• ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献（2016年 / 基準：(i)(ii)(vi)）

シリアの世界遺産（基準(i)：3件）

• 古都ダマスクス（1979年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• 古代都市ボスラ（1980年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• パルミラの遺跡（1980年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

タイの世界遺産（基準(i)：1件）

• 古代都市スコタイと周辺の古代都市群（1991年 / 基準：(i)(iii)）

チュニジアの世界遺産（基準(i)：1件）

• カイルアン（1988年 / 基準：(i)(ii)(iii)(v)(vi)）

トルコの世界遺産（基準(i)：9件）

• イスタンブール歴史地域（1985年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群（1985年 / 基準：(i)(iii)(v)(vii)）
• ディヴリーイの大モスクと病院（1985年 / 基準：(i)(iv)）
• ハットゥシャ：ヒッタイトの首都（1986年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• ネムルット・ダー（1987年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• セリミエ・モスクと複合施設群（2011年 / 基準：(i)(iv)）
• ブルサとジュマルクズック：オスマン帝国発祥の地（2014年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• ペルガモンとその重層的な文化的景観（2014年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)(vi)）
• ギョベクリ・テペ（2018年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

ウガンダの世界遺産（基準(i)：1件）

• カスビのブガンダ王国歴代国王の墓（2001年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vi)）

ウクライナの世界遺産（基準(i)：1件）

• キエフ-ペチェールスカヤ大修道院（1990年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）

北マケドニアの世界遺産（基準(i)：1件）

• オフリド地域の自然遺産及び文化遺産（1979年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vii)）

エジプトの世界遺産（基準(i)：5件）

• メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯（1979年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• 古代都市テーベとその墓地遺跡（1979年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群（1979年 / 基準：(i)(iii)(vi)）
• カイロ歴史地区（1979年 / 基準：(i)(v)(vi)）
• 聖カトリーナ修道院地域（2002年 / 基準：(i)(iii)(iv)(vi)）

イギリスの世界遺産（基準(i)：12件）

• アイアンブリッジ峡谷（1986年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• ファウンティンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園（1986年 / 基準：(i)(iv)）
• ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群（1986年 / 基準：(i)(ii)(iii)）
• グウィネズのエドワード１世の城群と市壁群（1986年 / 基準：(i)(iii)(iv)）
• ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会（1987年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• バース市街（1987年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン大修道院及び聖マーティン教会（1988年 / 基準：(i)(ii)(vi)）
• オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地（1999年 / 基準：(i)(ii)(iii)(iv)）
• 河港都市グリニッジ（1997年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）
• ポントカサステ水路橋と水路（2009年 / 基準：(i)(ii)(iv)）
• フォース橋（2015年 / 基準：(i)(iv)）
• ジョドレルバンク天文台（2019年 / 基準：(i)(ii)(iv)(vi)）

アメリカの世界遺産（基準(i)：2件）

• 自由の女神像（1984年 / 基準：(i)(vi)）
• シャーロットヴィルのモンティセロとヴァージニア大学（1987年 / 基準：(i)(iv)(vi)）

ウズベキスタンの世界遺産（基準(i)：1件）

• サマルカンド-文化交差路（2001年 / 基準：(i)(ii)(iv)）

ベネズエラの世界遺産（基準(i)：1件）

• カラカスの大学都市（2000年 / 基準：(i)(iv)）

登録基準(i)の特徴と傾向

登録基準 (i) に該当する世界遺産の特徴と傾向
基準 (i) で登録された世界遺産には、以下のような傾向があります。

• 建築・芸術・デザインなど、視覚的・造形的な完成度が非常に高い
• 特定の時代や文明を象徴する代表的な作品であり、「その分野の到達点」として位置付けられている
• 後世の建築様式や芸術運動に影響を与えた、革新的なデザインや技術を備えている
• 宗教・政治・文化の中心として機能してきた建造物や空間が多く、歴史的背景も豊か

このように、基準 (i) の遺産は「見た目の美しさ」だけでなく、その背後にある技術・思想・歴史的影響力が総合的に評価されています。世界遺産の中でも、とくに「人類の創造力の頂点」を知ることができるカテゴリーといえます。

関連リンク

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