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セゴビア旧市街とローマ水道橋

ヨーロッパ / スペイン / 文化遺産

基本情報

遺跡名称 セゴビア旧市街とローマ水道橋
遺跡名称(英語) Old Town of Segovia and its Aqueduct
国名 スペイン
登録区分 文化遺産  
登録基準(登録基準とは) (i)(iii)(iv)
世界遺産登録年 1985年
資産面積 134.28ha

世界遺産「セゴビア旧市街とローマ水道橋」の登録理由や特徴について

セゴビアの旧市街と水道橋は、スペインの中部に位置する歴史的な都市セゴビアの重要な文化遺産です。この地域は、ユネスコの世界遺産として登録されており、その美しい風景と歴史的建築物が訪れる人々を魅了しています。

この地の最も象徴的な構造物は、ローマ時代に建設された水道橋です。推定では、西暦50年ごろに完成したとされるこの水道橋は、素晴らしい保存状態を保っています。全長約818メートル、最大の高さが約28メートルにも及ぶこの壮大な構造物は、二層のアーチから成り立っており、当時の建築技術の高さを示しています。水道橋は、都市の水道システムの一部として機能しており、セゴビアの人々に清水を供給するために建設されました。今日でも、その壮観な姿は市内の重要な観光名所となっています。

セゴビアには他にも数多くの歴史的なモニュメントが存在します。例えば、アルカサル(城塞)は、11世紀に建設が始まり、その後さまざまな改修が加えられました。この城は、壮大な外観と個性的な建築様式を持ち、中世の騎士や王族の生活を彷彿とさせます。このアルカサルは、セゴビアのシンボル的存在となっており、多くの観光客を惹きつけています。

また、セゴビア大聖堂も見逃せない名所の一つです。16世紀に建設されたこのゴシック様式の大聖堂は、その優雅な外観や美しい内部装飾が魅力です。大聖堂は、市の中心部に位置し、周囲の古い街並みと調和した美しい景観を形成しています。

旧市街と水道橋は、セゴビアの豊かな歴史と文化を物語る記念碑であり、訪れる人々にその魅力を伝える場所です。観光客は、古代ローマの技術が生み出した水道橋の偉大さを感じ、その背後に広がる歴史を学びながら、セゴビアの街を散策することができます。このように、セゴビアは美しい景観とともに、歴史的な遺産が息づく街でもあり、多くの人々にとって魅惑的な旅行先として位置づけられています。

「セゴビア旧市街とローマ水道橋」はどこにある?

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