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アミアン大聖堂

ヨーロッパ / フランス / 文化遺産

基本情報

遺跡名称 アミアン大聖堂
遺跡名称(英語) Amiens Cathedral
国名 フランス
登録区分 文化遺産  
登録基準(登録基準とは) (i)(ii)
世界遺産登録年 1981年
資産面積 1.54ha

世界遺産「アミアン大聖堂」の登録理由や特徴について

アミアン大聖堂(Amiens Cathedral)は、フランスのピカルディ地方に位置する、13世紀の「古典的」ゴシック様式の教会の中で最大級の建物です。この壮大な大聖堂は、特にその計画の一貫性、三層構造の内部の美しさ、そして正面ファサード及び南のトランセプトに施された彫刻の素晴らしさで知られています。

アミアン大聖堂の建設は、1220年に始まり、完成までに数十年を要しました。主な役割を果たしているのは、集会や礼拝を行うための空間だけでなく、地域社会の信仰や文化の中心でもあります。その大きさは高さ42メートル、長さ約145メートル、幅も広く、多くの人々を収容することができます。

大聖堂の内装には、素晴らしいステンドグラスが多く施されており、その多くは歴史的な場面を描いています。特に、北側のステンドグラスが神話やキリスト教の物語を美しく表現しており、訪れる人々を魅了しています。また、内部の柱やアーチの配置は、見事な空間を生み出し、訪問者に対して神聖な雰囲気を提供しています。

アミアン大聖堂の外観も見逃せません。正面ファサードは、精巧な彫刻が施されており、特に天使や聖人、そして聖書の物語に関連するシーンが描かれています。これらの彫刻は、当時の職人による高度な技術と芸術性を示しており、訪問者はその細部に感嘆することでしょう。また、南のトランセプトには、特に感動的なスカルプチャーがあり、神秘さを加えています。

アミアン大聖堂は、1981年にユネスコの世界遺産に登録され、その歴史的・文化的な意義が世界的に認められました。この大聖堂は、単に宗教的な建物であるだけでなく、フランスゴシック建築の傑作であり、また世界中の観光客にとっても貴重なスポットとなっています。

このように、アミアン大聖堂はその壮大なスケールと美しいデザインで、訪れるすべての人に深い感動を与えます。歴史を感じながら、この文化的な宝物を是非訪問してみてください。

「アミアン大聖堂」はどこにある?

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