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ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場

ヨーロッパ / フランス / 文化遺産

基本情報

遺跡名称 ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場
遺跡名称(英語) Place Stanislas, Place de la Carrière and Place d'Alliance in Nancy
国名 フランス
登録区分 文化遺産  
登録基準(登録基準とは) (i)(iv)
世界遺産登録年 1983年
資産面積 7ha

世界遺産「ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場」の登録理由や特徴について

ナンシーの「スタニスラス広場」、「カリエール広場」、「アリアンス広場」は、フランスのロレーヌ地域に位置しており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。これらの広場は、1752年から1756年にかけて、スタニスラス・レシチンスキ王(後のロレーヌ公)によって設計されたもので、当時の啓蒙思想を反映した現代的な首都の先駆けとなりました。

スタニスラス広場は、これらの広場の中心的な役割を果たしています。広場のデザインは、建築家エルとそのチームによって巧妙に構築され、王の威厳を高めると同時に、公共の利用を考慮した機能的な空間としても造られています。この広場は、長方形の形状を持ち、四隅に美しい古典的な門や像が配されています。その中心には、スタニスラス王の像が据えられ、その威風堂々とした姿が人々を迎え入れています。

隣接するカリエール広場は、スタニスラス広場に調和するように設計されており、優雅な建築物や木々があふれるリラックスした雰囲気を醸し出しています。この広場は、市民や観光客にとって憩いの場所となっており、様々な文化イベントや市場が開催されます。また、カリエール広場からは、ナンシーの歴史的な街並みや美しい建物群を一望することができます。

最後に、アリアンス広場は、これらの広場の中でも特に落ち着いた雰囲気が漂います。この広場には、シンプルながらも洗練されたデザインのベンチや噴水があり、訪れる人々がのんびりと過ごす姿を見かけることができます。アリアンス広場は、ナンシーの魅力を感じるための理想的なスポットであり、人々が交流する場として機能しています。

これらの広場は、単なる観光地ではなく、ナンシーの文化や歴史を感じさせる重要な場所です。市内を散策する際には、ぜひ立ち寄ってその美しさを実感してみてください。ナンシーの広場群は、エルの才能とスタニスラス王の先見の明が結実した、時代を超えた遺産なのです。

「ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場」はどこにある?

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