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ブルゴス大聖堂

ヨーロッパ / スペイン / 文化遺産

基本情報

遺跡名称 ブルゴス大聖堂
遺跡名称(英語) Burgos Cathedral
国名 スペイン
登録区分 文化遺産  
登録基準(登録基準とは) (ii)(iv)(vi)
世界遺産登録年 1984年
資産面積 1.03ha

世界遺産「ブルゴス大聖堂」の登録理由や特徴について

ブルゴス大聖堂(Catedral de Burgos)は、スペインのカスティーリャ・イ・レオン地方に位置し、その美しいゴシック建築と豊富な芸術作品で知られています。この大聖堂の建設は13世紀に始まり、フランスのシャルトル大聖堂などの偉大なカテドラルと同時期にスタートしました。建設は15世紀と16世紀に完成し、長い歴史の中でさまざまな文化的 influences を吸収しながら、今の姿に成長しました。

ブルゴス大聖堂は、その荘厳な外観と内装が特徴で、特に印象的なのは高くそびえる尖塔や、精緻に彫刻されたファサードです。大聖堂の中に入ると、豪華なステンドグラスが光を受けて鮮やかに輝き、訪れる人々を魅了します。特筆すべきは、多くの素晴らしい絵画や合唱席、祭壇画、墓などが展示されている点で、これらはすべてゴシックアートの頂点を示しています。

特に、合唱席は非常に詳細な彫刻が施されており、訪問者をその芸術的な美しさで圧倒します。また、聖堂内には多くの歴史的人物の墓がありますが、特に有名なのはカスティーリャ王国の英雄であるロドリゴ・ディアス・デ・ビバール、通称シドの墓です。シドはスペインの歴史において重要な役割を果たした武将とされ、その存在は多くの物語や伝説に取り上げられています。

ブルゴス大聖堂は、その美しい建築と豊かな歴史から、ユネスコの世界遺産に登録されています。訪れる者は、この大聖堂の中でゴシック建築の発展を感じることができ、またスペインの文化や歴史を体感することができるでしょう。

このように、ブルゴス大聖堂はただの宗教的な建物に留まらず、芸術、文化、歴史の集大成であり、訪問者に深い感銘を与える場所です。スペインを訪れる際には、ぜひこの壮麗な大聖堂を見学し、その美しさと背後にある物語に触れてみてください。

「ブルゴス大聖堂」はどこにある?

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