Skip to main content

モロッコ

Morocco

「モロッコ」基本情報

正式名称 モロッコ王国
英語名 Morocco
首都 ラバト(Rabat)
公用語 アラビア語、ベルベル語、フランス語
地域 アフリカ /北アフリカ
総人口  3,771万人
国内総生産(GDP)  1,352億6,581万6,100ドル
一人当たりGDP  3,611 ドル
面積 446,300 ㎢
人口密度 84.500人/㎢
CO2総排出量  102,133,044トン
一人当たりCO2排出量  2.78トン

「モロッコ」直近20年間人口推移

「モロッコ」の年齢層別人口

「モロッコ」関連おすすめ動画

「モロッコ」人口統計情報

総人口 3,771万人
男性人口 1,902万人
女性人口 1,868万人
人口変化 +377,558人
人口増加率 +1.001%
出生数 629,832人
平均出産年齢 29.935歳
平均寿命 75.313歳
男性平均寿命 73.173歳
女性平均寿命 77.600歳
総死亡者数 212,624人
純移民数 -39,650人

MAP「モロッコの首都 - ラバト」

「モロッコ」について

■略史

1.古代:
ベルベル人はモロッコの原住民であり、数千年前からこの地域に住んでいました。
フェニキア人とカルタゴ人が商業拠点を設立。
紀元前1世紀にはローマ帝国が北アフリカに進出し、モロッコもその一部となった。

2.イスラムの到来(7-8世紀):
7世紀にアラブ人が北アフリカに到来し、イスラム教が広まる。
ベルベル人も次第にイスラム化され、数世紀にわたりアラブ-ベルベル王朝が形成された。

3.モロッコの独立王国:
11世紀: アルモラビッド王朝が成立。サハラ交易を支配。
12世紀: アルモハド王朝が台頭。この時期、モロッコは文化・経済の黄金時代を迎える。
13-16世紀: メリニッド王朝、ワッタサイト王朝などが続く。

4.ヨーロッパの影響:
15-16世紀: ポルトガルとスペインがモロッコ沿岸のいくつかの地点を占領。
19世紀末: ヨーロッパ列強の間でアフリカの分割が進み、モロッコもその影響を受ける。

5.フランスとスペインの保護国時代:
1912年: フェズ条約が締結され、モロッコはフランスの保護国となる。一部はスペインの保護下に置かれた。
1956年: モロッコはフランスとスペインから独立。

6.独立後のモロッコ:
独立後、ハサン2世の治下で国は一貫してモナーキーとして統治された。
1970-1990年代: サハラ問題が大きな外交問題となる。

現在、モロッコは憲法を持つ立憲君主制国家として存在しており、経済、文化、観光の中心としてアフリカと中東の両方で重要な役割を果たしています。

■主要産業

農業(麦類,ジャガイモ,トマト,オリーブ,柑橘類,メロン),水産業(タコ,イカ,鰯),鉱業(燐鉱石),工業(繊維,皮革製品,食品加工,自動車,自動車部品,電子部品,航空部品),観光業

■経済概況

(1)モロッコは農業を基盤とし,漸進的に工業化を進めていくという基本政策を採っている。また,自由市場経済を採用している。
(2)経済のグローバル化に対処するため,経済の自由化,一部公的企業の民営化,海外投資誘致政策を推進し,外国企業の誘致に積極的。フリーゾーンを整備し,各種投資・税制優遇措置をとるなどして投資環境を整備しつつある。また,高速道路,鉄道,港湾,社会住宅など公共事業に投資し,インフラ整備・内需拡大を図っている。
(3)財政改革により砂糖,小麦,ブタンガスを除くエネルギーへの補助金を撤廃するも原油価格の低下を受け直近5年間の平均物価上昇率は1.3%となっている。
(4)1996年2月,EUとの間で,2010年までに自由貿易圏を設立する趣旨のパートナーシップ協定を締結し(2000年3月発効),2004年6月には米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結した(2006年1月発効)。また,チュニジア,エジプト及びヨルダンとのFTAであるアガディール協定(2007年4月発効)のほか,対トルコFTAを締結している(2006年1月発効)。
(5)2005年5月,モハメッド6世国王は,2005年から2010年までの間を対象期間とした「人間開発に係る国家イニシアティブ(INDH)」を発表し,人間開発を中心に据えた貧困削減と社会・地域間格差是正のためのイニシアティブをとっている。2010年以降も,引き続きINDHの第二フェーズが実施されている。
(6)近年,様々な分野別開発戦略を発表し,積極的に国家開発を進めており,自給自足率向上及び農産物輸出高増加を目標とする農業近代化計画(Plan Maroc Vert),長期的な輸出総額増加を目標とする輸出促進計画(Maroc Export Plus),持続的漁業運営,品質等パフォーマンス向上,付加価値付与による競争力増強等を目標とするモロッコ漁業戦略(Plan Halieutis),官公庁への手続の電子化や,インターネットの普及を目指す国家情報技術開発計画(Maroc Numeric 2013),工業部門がGDP全体に占める割合を23%に引き上げることを目標とした「産業化促進戦略」(Plan d'Accélération Industrielle),観光地開発,人材育成などを含めた観光開発包括プラン「Vision2020」等が発表されている。
(7)また,再生可能エネルギーの利用促進も目指しており,2020年における発電容量のうち,再生可能エネルギーが占める割合を42%(うち太陽エネルギー14%,風力14%,水力14%)とし,2030年までに同割合を52%(うち太陽エネルギー20%,風力20%,水力12%)へ引き上げることを目指している。

■気候

1.沿岸地域(アトランティックと地中海沿い):
地中海性気候が主。冷涼で湿った冬と暖かく乾燥した夏が特徴。都市としてはカサブランカ、タンジェ、テトゥアンなどがこの地域にあたります。

2.リフ山脈とアトラス山脈:
山岳気候が主。標高が高いため、冬は寒く、雪が降る地域もある。夏は涼しい。アトラス山脈はモロッコの天気のパターンを大きく影響させ、サハラの砂漠の乾燥した空気と沿岸の湿った空気を分ける役割を果たしています。

3.内陸部の高原地域:
冷涼な冬と暖かい夏が特徴。夜と日の温度差が大きい。都市としてはメクネス、フェズ、マラケシュなどがこの地域に含まれます。

4.東部とサハラ砂漠地域:
乾燥した砂漠気候。非常に暑い夏と涼しい冬が特徴。昼夜の温度差が非常に大きい。この地域はモロッコの最も乾燥した部分で、一部の地域では降水量が非常に少ない。

5.南西部のサハラ縁辺地域:
半乾燥のステップ気候。暑く乾燥した夏と涼しい冬が特徴。

モロッコは多様な気候を持つため、訪問する地域や時期によって持って行く服装や準備が変わることがあります。

■観光情報

モロッコは歴史的・文化的な遺産、独特の風景、そして美味しい料理で知られています。以下はモロッコの主要な観光スポットや情報のいくつかです。

1.都市と歴史的な場所:
・マラケシュ: メディナ(旧市街)やジャマア・エル・フナ広場、クトゥビアモスク、マジョレル庭園などが人気。
・フェズ: 世界遺産にも登録されているメディナやアル-カラウィーン大学、タンネリーなどが有名。
・カサブランカ: ハッサン2世モスクや現代的な都市の風景。
・メクネス: バブ・マンスール、ロイヤルスタブルズ、メディナなどの歴史的な建物や遺跡。
・シャウエン: 青く染められた家々で知られる美しい町。

2.自然や景勝地:
・アトラス山脈: ハイキングやトレッキングが楽しめる。
・メルズーガの砂丘: サハラ砂漠の壮大な景色やキャメルライドを体験。
・ダデス渓谷 & トドラ峡谷: 岩壁の間を進むドライブやハイキングが人気。
・エッサウィラ: 海沿いの町で、風が強いためカイトサーフィンが有名。

3.文化体験:
・ハマム(公衆浴場)でのリラクゼーション。
・伝統的なモロッコ料理(タジン、クスクスなど)の体験。
・スーク(市場)でのショッピングや交渉。

4.フェスティバルとイベント:
・マワジン音楽祭、フェズのワールド・サクレッド・ミュージック・フェスティバルなど、多様な音楽や文化イベントが年間を通じて開催されています。

5.注意点:
・宗教的・文化的な敬意を持って接すること。
・飲料水はボトルウォーターを推奨。
・交渉は市場文化の一部。価格交渉を楽しむことができる。

モロッコは非常に多様性に富んだ国で、短期滞在では全ての魅力を体験するのは難しいかもしれませんが、それぞれの地域には独特の魅力がありますので、旅の目的に合わせて訪れる場所を選ぶと良いでしょう。