コロンビア

Colombia

「コロンビア」基本情報

正式名称	コロンビア共和国
英語名	Colombia
首都	ボゴタ（Bogota）
公用語	スペイン語
国歌	コロンビア共和国の国歌（Himno Nacional de Colombia）
地域	南アメリカ /南アメリカ
通貨	コロンビア・ペソ（$）
パスポート
総人口	5,232万人
平均年齢	31.606歳
国内総生産(GDP)	3,439億3,943万1,021ドル
国民総所得(GNI)	3,352億416万2,247ドル
一人当たりGDP	6,630 ドル
一人当たりGNI	6,462 ドル
面積	1,109,500 ㎢
人口密度	46.562人/㎢
CO2総排出量	210,271,822トン
一人当たりCO2排出量	4.13トン

「コロンビア」直近20年間人口推移

「コロンビア」の年齢層別人口

「コロンビア」人口統計情報

総人口	5,232万人
男性人口	2,581万人
女性人口	2,650万人
人口変化	+577,097人
人口増加率	+1.103%	-
出生数	705,009人
平均出産年齢	26.554歳
平均寿命	77.725歳
男性平均寿命	74.950歳
女性平均寿命	80.452歳
総死亡者数	282,433人
純移民数	154,521人

コロンビアの豆知識？

「コロンビア」という国名は、探検家クリストファー・コロンブス（スペイン語名：クリストバル・コロン）の名に由来しています。

ボゴタは標高およそ2,640メートルに位置し、世界の首都の中でも高地にある街として知られています。

コロンビアは、アンデス山脈、アマゾン熱帯雨林、カリブ海・太平洋沿岸など多彩な自然環境を持ち、ブラジルに次いで世界第2位の生物多様性を誇ると言われています。

コロンビアは標高の高い斜面と豊かな火山土壌に恵まれ、コーヒー豆の栽培に適した気候を活かして高品質のアラビカ種コーヒーを生産しているからです。

キンディオのワックスパームは世界で最も高いパームツリーで、コロンビアのココラ渓谷などに自生し、国のシンボルとして保護されています。

「テホ（Tejo）」という、金属製の円盤を爆薬入りの小さなターゲットに投げ当てて得点を競うユニークな競技が国技として知られています。

コロンビアは南米で唯一、カリブ海と太平洋の両方に海岸線を持つ国です。

カニョ・クリスタレス（Caño Cristales）という川は、赤や緑など色鮮やかな水草によって「五色の川」や「液体の虹」と呼ばれています。

メデジンは公共交通や都市開発の改善に積極的に取り組み、2013年に「世界で最も革新的な都市」の1つに選ばれるなど、急速なイメージ転換を遂げています。

バランキージャのカーニバルは、音楽、舞踊、色鮮やかな衣装で街が盛り上がる大規模な祭りで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

「黄金郷」を意味するエル・ドラド伝説は、王が金粉をまとい湖に入ったという儀式を起源とする言い伝えで、ボゴタ近郊のグアタビタ湖がその舞台とされます。

シャキーラはコロンビア北部のカリブ海沿岸にあるバランキージャ出身で、地元文化を音楽にも多く取り入れています。

ガブリエル・ガルシア＝マルケスです。代表作『百年の孤独』で知られ、1982年にノーベル文学賞を受賞しました。

シクロビアは、毎週日曜日と祝日に自動車道を一部閉鎖し、自転車やジョギングなどを楽しむために開放する取り組みで、多くの市民が参加します。

「カトレヤ・トリアナエ（Cattleya Trianae）」というラン科の花で、鮮やかなピンク色を特徴とするこの花がコロンビアの国花に指定されています。

MAP「コロンビアの首都 - ボゴタ」

コロンビアってどんなところ？

コロンビア共和国（Colombia）は、南アメリカの北部に位置する国で、魅力的な自然、豊かな文化遺産、そして経済成長を遂げている国として知られています。国土は約1,141,748平方キロメートルで、人口は約5,000万人に達します。コロンビアはカリブ海、太平洋、また南アメリカ大陸の他の国々と国境を接し、多様な地理的特徴を有しています。北はカリブ海、西は太平洋、東はベネズエラとブラジル、南はペルーとエクアドルに接しています。

コロンビアの首都はボゴタ（Bogotá）で、高地に位置する都市であり、政治、文化、経済の中心地です。ボゴタは標高2,640メートルに位置し、冷涼な気候を持つ一方で、文化的な魅力が豊富です。市内には歴史的な建物、博物館、公園が点在し、訪問者に多様な体験を提供しています。

コロンビアは多様な民族と文化の交差点であり、先住民族、スペイン植民地時代の遺産、アフリカ系移民の影響を受けた独自の文化が形成されています。音楽や舞踏もその一部で、特に「クンビア」や「バジェナート」などの音楽スタイルは、国内外で人気を博しています。また、コロンビアには多くのフェスティバルや伝統行事があり、特にカリ市で行われる「カリのフェスティバル」は、ラテンアメリカ最大のサルサダンスイベントとして知られるほどです。

コロンビアは多様な生態系を持ち、アマゾンの熱帯雨林、アンデス山脈の高地、カリブ海沿岸のビーチなど、さまざまな自然環境が広がっています。このため、生物多様性の宝庫とも言われ、多くの希少種が生息しています。特にサン・アグスティンの遺跡やロス・ネバドス国立公園のような自然保護区は観光客に人気です。

経済的には、コロンビアは農業、鉱業、サービス業など多岐にわたる産業を基盤としています。特にコーヒーの生産が盛んで、「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」でも評価されるほどの高品質のコーヒーが生産されています。また、エメラルドの産出量も世界的に有名で、コロンビア産エメラルドは特にその美しさで評価されています。さらには、石油や炭素などの天然資源も重要な輸出品とされています。

しかし、コロンビアは過去に内戦や麻薬問題などの歴史的な課題を抱えていました。現在では、平和の確立や経済発展に向けての努力が続けられ、多くの国際的な投資や観光客が訪れるようになっています。特にボゴタやメデジン、カリなどの大都市は近代化が進み、国際的なビジネスの拠点としての地位を確立しています。

コロンビア料理もまた、国の文化を反映しており、地域によって異なる特色があります。「アレパ」というトウモロコシのパンや、「バンデハ・パイサ」と呼ばれる伝統的な料理など、シンプルでありながら風味豊かな料理が楽しめます。また、フルーツも非常に多様で、特にパッションフルーツやバナナは人気があります。

このようにコロンビアは、豊かな自然と多様な文化、復興への努力を続ける国として、南アメリカで特異な存在感を放っています。これからの発展に期待が寄せられ、訪れる人々にとって魅力的な旅行先となることでしょう。コロンビアの魅力を地元の人々とともに体験することで、この国の奥深い文化や歴史を理解することができるでしょう。