エルサルバドル

El Salvador

「エルサルバドル」基本情報

正式名称	エルサルバドル共和国
英語名	El Salvador
首都	サンサルバドル（San Salvador）
公用語	スペイン語
地域	南アメリカ /中米
通貨	ビットコイン（₿）
パスポート
総人口	630万人
平均年齢	26.956歳
国内総生産(GDP)	324億8,871万5,320ドル
国民総所得(GNI)	306億2,175万3,199ドル
一人当たりGDP	5,127 ドル
一人当たりGNI	4,833 ドル
面積	20,720 ㎢
人口密度	304.519人/㎢
CO2総排出量	11,151,079トン
一人当たりCO2排出量	1.77トン

「エルサルバドル」直近20年間人口推移

「エルサルバドル」の年齢層別人口

「エルサルバドル」人口統計情報

総人口	630万人
男性人口	299万人
女性人口	331万人
人口変化	+28,722人
人口増加率	+0.455%	-
出生数	99,428人
平均出産年齢	27.141歳
平均寿命	72.099歳
男性平均寿命	67.524歳
女性平均寿命	76.264歳
総死亡者数	47,443人
純移民数	-23,253人

エルサルバドルの豆知識？

はい、エルサルバドルは中央アメリカに位置する国の中で最も面積が小さく、「中米の小さな巨人」とも呼ばれています。

国名の「El Salvador」はスペイン語で「救世主」という意味で、キリスト教におけるイエス・キリストを指しているといわれています。

「ププサ」はトウモロコシや米の生地にチーズ、豆、豚肉などの具材を包んで焼いたエルサルバドルの代表的な国民食です。

エルサルバドルでは2001年に旧通貨コロンから米ドルへ切り替えられ、現在は米ドルが公式通貨として流通しています。

はい、エルサルバドルは2021年に世界初となるビットコインを法定通貨として採用した国として話題になりました。

エルサルバドルは数多くの火山に囲まれ、「火山の国（La Tierra de Volcanes）」とも呼ばれるほど火山活動が活発です。

エルサルバドルのコーヒーは主に標高の高い火山地帯で栽培され、良質で豊かな風味を持つことで知られています。

「サンサルバドル（San Salvador）」はスペイン語で「聖なる救世主」という意味で、エルサルバドルの国名とも関連しています。

約650万人ほどの人口が暮らしており、中米の国々の中では比較的高い人口密度を持つ国の一つです。

代表的な絶景スポットのひとつが「コアテペケ湖」で、サンタアナ火山近郊に位置する火口湖として知られています。

サンタアナ火山はエルサルバドルで最も標高が高い活火山で、標高約2,381メートルに達します。

エルサルバドルの小さな国土を親指にたとえ、「アメリカの親指」との愛称で親しまれています。

公用語はスペイン語です。一部地域では先住民の言語であるナワト語も話されています。

はい、特に太平洋沿いのラ・リベルタ県などには国際的にも人気のサーフスポットがあり、世界中のサーファーが訪れています。

エルサルバドルでは1979年から1992年まで内戦が続きましたが、和平合意により終結し、以降は民主化に向けて進んできました。

MAP「エルサルバドルの首都 - サンサルバドル」

エルサルバドルってどんなところ？

エルサルバドル共和国（El Salvador）は、中米の細長い国で、北はグアテマラ、東はホンジュラス、西には太平洋に面しています。国土面積は約21,041平方キロメートルで、人口は約680万人（2021年時点）とされています。エルサルバドルは、数多くの火山、ビーチ、歴史的な遺跡を持ち、自然の美しさと豊かな文化が特徴の国です。

エルサルバドルの首都はサン・サルバドルで、政治、経済、文化の中心地です。サン・サルバドルは、歴史的な建物や広場、様々な博物館がありますが、特に「サン・サルバドル大聖堂」はその美しさで知られ、観光客に人気です。また、国の主要な経済活動はサービス業、製造業、農業が中心で、コーヒーや砂糖といった農作物が重要な輸出品です。

エルサルバドルの歴史は、先コロンブス時代のマヤ文明にまで遡ります。マヤの遺跡である「タマリンコ」や「コパン」は、その文化と技術の高さを示す重要な証拠です。16世紀にはスペインによる植民地化が始まり、その影響は現代まで続いています。エルサルバドルは1821年に独立を果たしましたが、その後も政治的不安定や内戦に苦しむ時代が続きました。特に、1980年代の内戦は国に多大な影響を与え、社会の分断を招きました。1992年に和平合意が結ばれ、その後は民主主義の確立に向けた努力が続けられています。

また、エルサルバドルは近年、ビットコインを法定通貨として採用した国として注目されています。2021年には、政府がビットコインを公式通貨として認める法案を通過させ、国際的にも話題となりました。この決定による経済の変化は、今後のエルサルバドルの発展にどのような影響を及ぼすかが注目されています。

自然環境もエルサルバドルの魅力の一部です。国の多くは山地や火山で覆われており、特に「サン・ミゲル火山」や「イロパンゴ湖」などの観光名所があります。さらに、長い太平洋のビーチはサーフィン愛好者にとって絶好のスポットで、多くの観光客が訪れます。エルサルバドルの海岸線には、南国の植物や動物が豊富に生息しており、エコツーリズムも盛んです。

エルサルバドルの文化は、スペイン植民地時代からの影響や先住民族の伝統が融合して出来上がっています。音楽やダンス、料理がその代表的な表現と言えます。「ププサ」と呼ばれるトルティーヤに具材を詰めた料理は、国の名物であり、訪れる人々にとっては外せない食体験となっています。また、独特の色使いやデザインが特徴の民芸品も魅力的です。

全体として、エルサルバドル共和国は歴史と文化の豊かさ、美しい自然、近代的な経済の動きが共存する国です。観光地としても、多様な体験ができる魅力的な行先であり、訪れる人々にとって新しい発見が待っています。エルサルバドルは、これからの発展が期待される国であり、多くの可能性を秘めています。