ジョージア

Georgia

「ジョージア」基本情報

正式名称	ジョージア
英語名	Georgia
首都	トビリシ（Tbilisi）
公用語	ジョージア語
地域	アジア /西アジア
通貨	ラリ（₾）
パスポート
総人口	380万人
平均年齢	36.796歳
国内総生産(GDP)	246億537万5,433ドル
国民総所得(GNI)	230億3,456万4,391ドル
一人当たりGDP	6,571 ドル
一人当たりGNI	6,152 ドル
面積	69,490 ㎢
人口密度	54.792人/㎢
CO2総排出量	14,743,450トン
一人当たりCO2排出量	3.91トン

「ジョージア」直近20年間人口推移

「ジョージア」の年齢層別人口

「ジョージア」人口統計情報

総人口	380万人
男性人口	177万人
女性人口	203万人
人口変化	+694人
人口増加率	+0.018%	-
出生数	43,765人
平均出産年齢	28.501歳
平均寿命	74.496歳
男性平均寿命	69.569歳
女性平均寿命	79.107歳
総死亡者数	45,077人
純移民数	2,003人

ジョージアの豆知識？

ジョージアでは自国を「サカルトヴェロ（Sakartvelo）」と呼び、これが正式名称です。

考古学的な発見によれば、約8,000年前からブドウを発酵させてワインを造っていた痕跡が見つかっており、最古級のワイン醸造の歴史を持つとされています。

ジョージア語はカルトヴェリ語族に属し、独自の文字体系を持つなど、インド・ヨーロッパ語族には含まれない珍しい言語です。

はい。ジョージアの多声合唱（ポリフォニー）は、独特の声部の重なりが特徴で、2001年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。

トビリシは硫黄温泉が湧く地区があることで知られ、歴史的な旧市街や要塞、バルコニー付きの木造建築などが観光客に人気です。

最高峰はカフカス山脈にあるシュハラ（Shkhara）で、標高は約5,201メートルとされています。

ムツヘタの歴史的建造物群やゲラティ修道院、スヴァネティ地方の村などがユネスコ世界遺産に登録されています。

「トビリシ」はジョージア語で「温かい」を意味する言葉が由来で、もともと温泉が湧いたことから名づけられたといわれています。

ジョージアはカフカス山脈の南麓にあり、東ヨーロッパと西アジアの境界に位置する国とされています。

はい。ドマニシ遺跡で約180万年前の初期人類の化石が見つかり、人類の移動史を考える上で画期的な発見となりました。

チーズをたっぷり使った「ハチャプリ」や、中にスパイシーな肉ダネが入った「ヒンカリ」など、多様で独特の食文化があります。

現在一般的に使われる「ムヘドルリ（Mkhedruli）」では33文字があり、ほかに歴史的な文字体系も存在します。

スヴァネティ地方はカフカス山脈の山岳地帯で、独特の防衛塔が点在する集落があり、その景観はユネスコ世界遺産にも登録されています。

ジョージア政府の要請を受け、日本を含む各国が2015年頃から正式に「ジョージア」という呼称を採用するようになりました。

歴史ある建築や温泉、豊かな自然と美食文化など、多彩な魅力を体験できる点が世界中の旅行者から高く評価されているためです。

MAP「ジョージアの首都 - トビリシ」

ジョージアってどんなところ？

ジョージアは、南カフカス地域に位置する国であり、ロシア、トルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと国境を接しています。多様な文化、歴史、自然美を有するこの国は、古代からの交易路の交差点であり、東西の文化が融合した独自の魅力を持っています。

ジョージアの首都はトビリシで、雄大なカフカス山脈の近くに位置しています。この都市は、歴史的な建造物と現代的なアートが共存する vibrantな文化の中心地です。旧市街の石畳の路地や、伝統的な木造バルコニーのある家々は、訪れる人々を魅了します。トビリシでは、ナリカラ要塞や聖トリニティ大聖堂など、歴史的な観光名所が多数あります。

ジョージアの歴史は非常に古く、紀元前3000年以上にまで遡ります。古代の王国として知られる「イベリア王国」は、ジョージアの長い歴史の中で重要な役割を果たしました。国は長い間、ペルシャやオスマン帝国、ロシアなど外部勢力の影響を受けてきましたが、現在では独立した民主的な国家として国際的に認知されています。

ジョージアは、その多様な地理により、美しい自然景観にも恵まれています。カフカス山脈には数多くのハイキングコースやスキーリゾートがあり、アウトドア愛好者にとっては理想的なロケーションです。また、黒海沿岸にはビーチリゾートも多く、夏の観光シーズンには多くの人々が訪れます。国の風景には、深い渓谷、印象的な山々、美しい川や湖があります。

ジョージア料理も、訪れる価値がある要素の一つです。多様な地元の食材を使用した料理は、豊かな味わいが特徴で、特に「ハチャプリ」（チーズ入りパン）や「チャンクル」（スパイスを使った牛肉の煮込み料理）は人気があります。また、ジョージアは世界的にも有名なワイン産地で、とりわけ古代からの伝統的な製法で作られるワインは、国の文化を象徴する重要な要素となっています。ワインは宴会や祝祭の際に欠かせないものであり、ジョージアの「ガストロノミー」や「ワイン文化」を堪能することができます。

さらに、小さな村々や伝統的な生活様式も、ジョージアの魅力の一部です。特にスヴァネティ地方やカズベキ地方などの地域には、美しい風景と伝統的な建築物が点在しています。地元の人々との交流を通じて、彼らの文化や歴史について学ぶことができるのも、ジョージア旅行の醍醐味です。

観光地としての評価も高く、近年では多くの外国人観光客が訪れるようになりました。特に、文化遺産や自然観光を一体に楽しむことができるため、ヨーロッパやアジアからの旅行者に人気があります。さらに、ジョージア政府は観光業の振興を図り、インフラ整備やサービス向上に努めています。

総じて、ジョージアは自然の美しさ、豊かな文化、歴史的な背景を持つ魅力的な国です。訪れる人々は、親しみやすい地元の人々と共に、忘れられない体験ができることでしょう。伝統と現代が融合したこの国で、その独自の魅力をぜひ体感してみてください。