■マレーシア国歌について
マレーシア国歌「Negaraku」(私の国)は、マレーシアの独立と国家の統一を象徴する歌です。この国歌は1957年、マラヤ連邦がイギリスから独立を果たした際に制定されました。メロディは、もともとペラ州の州歌「Terang Bulan」に基づいており、その起源はフランスのシャンソン「La Rosalie」に遡ります。歌詞はマレー語で書かれており、国民の愛国心と国家への忠誠を讃えています。
歌詞の内容は、マレーシアが永遠に栄えることを祈り、国民が平和と調和の中で暮らすことを願うものです。特に、「Rahmat bahagia Tuhan kurniakan」(神の祝福と幸福が授けられますように)というフレーズは、国民の幸福と繁栄を祈る心を表現しています。
「Negaraku」は、マレーシア国内の重要な式典や公式行事で演奏され、国民に広く親しまれています。独立記念日や国王の誕生日などの祝日に加えて、スポーツイベントや学校の行事でも頻繁に歌われています。この国歌は、国民の一体感を強め、マレーシアの多様な文化と伝統を尊重しながら、国の統一と繁栄を象徴する重要な存在となっています。
■歌詞
Negaraku Tanah tumpahnya darahku
Rakyat hidup bersatu dan maju
Rahmat Bahagia Tuhan kurniakan
Raja kita selamat bertakhta
Rahmat Bahagia Tuhan kurniakan
Raja kita selamat bertakhta
■歌詞(英語)
My country the land where my blood has spilt
The people living united and progressive
May God bestow blessing and happiness
May our King have a successful reign
May God bestow blessing and happiness
May our King have a successful reign
■歌詞(翻訳)
我が祖国 我が血が注がれた土地よ
民が暮らす 団結と繁栄のもとに
祝福された幸福は 神より賜われし
我らが王のもと 平和な治世を
祝福された幸福は 神より賜われし
我らが王のもと 平和な治世を
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