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モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝

アフリカ / ザンビア / 自然遺産

基本情報

遺跡名称 モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝
遺跡名称(英語) Mosi-oa-Tunya / Victoria Falls
国名 ザンビア
登録区分 自然遺産  
登録基準(登録基準とは) (vii)(viii)
世界遺産登録年 1989年
資産面積 6860ha

世界遺産「モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝」の登録理由や特徴について

モシオアトゥニャ(Mosi-oa-Tunya)、またはビクトリアの滝(Victoria Falls)は、世界で最も壮観な滝の一つとして知られています。この滝は、ザンベジ川(Zambezi River)が形成しており、その幅は2キロメートル以上にも及びます。ザンベジ川は、滝がある地点から急激に下がり、壮大な滝として水が音を立てて落ちる様子は、訪れる人々に圧倒的な印象を与えます。

滝から立ち上る霧は、陽光を浴びることによって虹色に輝き、多くの観光客を魅了します。この霧は20キロメートル以上離れた場所からでも視認可能であり、その光景はまさに神秘的です。モシオアトゥニャという名前は、地元のロンド語で「轟く水」を意味しており、その名の通り、滝の音は遠くまで響き渡ります。

ビクトリアの滝は、ザンビアとジンバブエの国境に位置し、1870年代にスコットランドの探検家デビッド・リビングストンによって西洋に紹介されました。彼はこの滝を「ビクトリア女王」にちなんで名付けましたが、現地の人々は「モシオアトゥニャ」という名前で親しんでいます。

この滝は、サファリや自然観光のメッカとして知られ、年間を通じて多くの観光客が訪れます。滝周辺では、バンジージャンプやウィンドサーフィンなどのアドベンチャースポーツを楽しむこともでき、訪れる人々に忘れられない思い出を提供しています。また、滝の近くには、豊かな動植物が息づく自然保護区があり、野生動物を観察することも可能です。

さらに、モシオアトゥニャ/ビクトリアの滝は、1989年にユネスコの世界遺産に登録され、その美しさと文化的価値が国際的に認められています。この地域は、生態系のユニークな特徴と、人類の文化遺産が融合した場所として、保護されるべき重要な地域です。

モシオアトゥニャ/ビクトリアの滝は、自然の驚異であると同時に、歴史的な重要性も持ち合わせています。訪れる人々は、滝の壮大さだけでなく、その文化的背景にも触れることができ、心に残る体験を得ることができるでしょう。自然の力を感じる場として、そして地球の美しさを再確認する場として、モシオアトゥニャは必見のスポットです。

「モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝」はどこにある?

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