Skip to main content

パラグアイ国旗は表と裏で紋章が違う!2つのデザインと意味を解説

パラグアイ国旗は表と裏で紋章が違う!2つのデザインと意味を解説

パラグアイの国旗は、表に星を囲む国章、裏にライオンと「平和と正義」の紋章が描かれています。なぜ表裏が違うのか、それぞれの意味と1842年から続く歴史を紹介します。

AI世界ナビ 約1分・6問で診断

あなたと相性のいい国はどこ?

性格や旅の好みから、ぴったりの国をAIが診断。結果から国の基本情報・言語・祝日・世界遺産も見られます。

  • 🎯 相性TOP3
  • 🌍 国ページへ回遊
  • 📱 シェアOK
今すぐ診断する

登録不要・すぐ結果表示

パラグアイ国旗は赤・白・青の三色旗

パラグアイ共和国は、南アメリカ中央部にある内陸国です。国旗は上から赤、白、青を並べた、3本の水平帯で構成されています。

一見すると、オランダやルクセンブルクなどの三色旗に似ています。しかし、白い帯の中央をよく見ると、パラグアイならではの特徴が見つかります。

中央の紋章主な要素
表面パラグアイの国章星、ヤシ、オリーブ、「REPÚBLICA DEL PARAGUAY」
裏面国庫の紋章ライオン、槍、フリジア帽、「PAZ Y JUSTICIA」

表と裏で文字が変わるだけではありません。構図も意味も異なる、2つの紋章が使われています。パラグアイ外務省も、表に国章、裏に国庫の紋章があると説明しています。

表面は星を囲むパラグアイ国章

パラグアイの国旗(表面)
パラグアイの国旗(表面)

表面の中央には、パラグアイの国章があります。

中心は金色の五角星です。その周囲をヤシとオリーブの枝が囲み、外側にはスペイン語で「REPÚBLICA DEL PARAGUAY」、つまり「パラグアイ共和国」と記されています。

パラグアイ政府の説明では、主な図柄には次の意味が込められています。

  • 星:独立と将来への希望
  • ヤシ:正義、勝利、愛
  • オリーブ:平和への意思

星は、1811年5月の独立運動を照らした「明けの明星」とも説明されています。

国旗の表面は、独立したパラグアイ共和国そのものを示す面といえるでしょう。

裏面にはライオンと「平和と正義」

パラグアイの国旗(裏面)
パラグアイの国旗(裏面)

裏面に描かれているのは「国庫の紋章」または「国庫の印章」と呼ばれる図柄です。

中央にはライオンが座り、その後ろに槍が立っています。槍の先には赤いフリジア帽が載り、周囲には「PAZ Y JUSTICIA」と記されています。

スペイン語で「平和と正義」という意味です。

フリジア帽は、近代のヨーロッパやアメリカ大陸で自由を表す図柄として広く使われました。パラグアイ政府は、ライオンを「平和を愛しながらも、勇敢で警戒を怠らない国民精神」の象徴と説明しています。

つまり裏面では、平和と自由を守る意思が表現されています。

「表裏が違う国旗」は本当に世界で唯一?

この雑学には、言葉の定義に注意が必要です。

多くの国旗は一枚の布を通して図柄が見えるため、裏側から見ると表側の模様が左右反転します。しかし、文字や紋章を両面とも正しい向きで見せるため、表裏を別々に製作する国旗もあります。

パラグアイ外務省は、両面に違いがある国旗として次の3か国を挙げています。

  • パラグアイ
  • モルドバ
  • サウジアラビア

ただし、パラグアイの特徴は、表と裏でまったく別の紋章を採用していることです。

モルドバでは国章の見え方、サウジアラビアではアラビア文字や剣の向きを整える必要から表裏の製作が異なります。パラグアイのように、国章と国庫の紋章という別々の図柄を配置する例とは性質が異なります。

そのため、「表裏が違う唯一の国旗」と断定するより、「表裏に異なる紋章を持つ唯一の現行国旗」と説明する方が正確です。

なぜ2つの紋章が使われるようになったのか

現在につながる制度は、1842年11月25日に開かれたパラグアイの臨時国民会議で定められました。

パラグアイは1811年にスペインから独立しましたが、当初は国外からの正式な承認が十分に得られていませんでした。1842年の会議では、独立国家であることを改めて宣言するとともに、国旗や国家の印章が法的に整えられました。

パラグアイ文化庁の解説によると、このとき赤・白・青の三色旗に次の図柄を置くことが定められています。

  • 一方の面:ヤシ、オリーブ、星、「パラグアイ共和国」
  • 反対の面:ライオン、自由を表す図柄、「平和と正義」

国旗の制定は、単なるデザイン決定ではありませんでした。パラグアイが独立した主権国家であることを国外へ示す、国家建設の一部だったのです。

三色旗は1842年より前から使われていた

赤、白、青の三色自体は、1842年に初めて登場したものではありません。

パラグアイでは独立直後、複数の国旗が短期間に使われました。青地に白い星を置いた旗や、赤・黄・青の旗も存在しています。

現在につながる赤・白・青の三色旗は、1812年8月15日に掲げられました。ただし、その後しばらく別の旗と併用された時期があります。

1842年の会議が三色旗と2つの紋章を正式に結び付けたことで、現在のパラグアイ国旗の基本形が確立しました。イタイプ公社の歴史解説でも、1812年の三色旗が1842年に正式な国旗として整えられた経緯を確認できます。

2013年に紋章のデザインを整理

長い間、パラグアイの国章には、製作者や時代によって細部の異なる図案が存在していました。

そこで2013年7月15日、政令第11,400号によって、国旗、国章、国庫の紋章などの設計と使用方法が改めて規定されました。

この政令は、1842年の決定に忠実な姿へ整えることを目的としています。現在使用される国旗の基本デザインは1842年に成立し、細部は2013年の規定に基づいて整理されたものです。パラグアイ立法資料集

「1842年制定」と「2013年変更」という説明は矛盾しません。1842年に基本形が定まり、2013年に紋章の細部と使用規則が標準化されたと考えると分かりやすいでしょう。

赤・白・青が表すもの

パラグアイ外務省は、三色に次の意味を示しています。

主な意味
愛国心、英雄的精神、勇気
純潔、団結、平和
愛、知識、自由、真実

中央の2つの紋章だけでなく、三色にも独立国家として大切にする価値が表現されています。

ただし、色の象徴については政府機関の解説でも用語に多少の違いがあります。記事では、特定の公式資料に基づく説明であることを明記すると安全です。

8月14日は「パラグアイ国旗の日」

パラグアイでは毎年8月14日に「国旗の日」が祝われます。

三色旗が掲げられたとされる日は1812年8月15日ですが、8月15日は首都アスンシオンの創建記念日でもあります。

パラグアイ外務省によると、1913年に教員団体が、行事が重ならないよう前日の8月14日を国旗の日にすることを提案しました。

現在では、学校や公的行事などで国旗の歴史や意味を学ぶ日となっています。

まとめ

パラグアイの国旗には、表と裏で異なる紋章があります。

  • 表:星、ヤシ、オリーブを描くパラグアイ国章
  • 裏:ライオン、槍、フリジア帽を描く国庫の紋章
  • 裏面の標語:「平和と正義」
  • 三色旗の原型:1812年
  • 現在の基本形の正式化:1842年
  • 細部の規定:2013年

表裏の製作が異なる国旗はほかにもありますが、別々の紋章を表と裏に置くことがパラグアイ国旗の大きな特徴です。

国旗を一方向から見るだけでは、国が伝えようとしている物語の半分しか分からないこともあるのです。

この記事に関するクイズ

第1問

パラグアイ国旗の裏面に描かれている動物は何でしょう?

  • A. ワシ
  • B. ジャガー
  • C. ライオン
  • D. ウマ

答え:

















正解:C. ライオン

裏面の国庫の紋章には、槍とフリジア帽の前に座るライオンが描かれています。

第2問

パラグアイ国旗の裏面にある「PAZ Y JUSTICIA」は、どのような意味でしょう?

  • A. 自由と団結
  • B. 平和と正義
  • C. 勇気と勝利
  • D. 独立と繁栄

答え:

















正解:B. 平和と正義

「Paz」は平和、「Justicia」は正義を意味するスペイン語です。

第3問

現在のパラグアイ国旗の基本形が正式に定められた年はいつでしょう?

  • A. 1811年
  • B. 1812年
  • C. 1842年
  • D. 2013年

答え:

















正解:C. 1842年

三色旗は1812年から使われましたが、2つの紋章を含む基本形が正式に定められたのは1842年です。2013年には細部の設計が整理されました。

キーワード検索

楽天おすすめ
4