アラブ首長国連邦

United Arab Emirates

「アラブ首長国連邦」基本情報

正式名称	アラブ首長国連邦
英語名	United Arab Emirates
首都	アブダビ（Abu Dhabi）
公用語	アラビア語
国歌	わが国万歳（Ishy Biladi）
地域	アジア /西アジア
通貨	UAEディルハム（د.إ）
パスポート
総人口	1,064万人
平均年齢	31.232歳
国内総生産(GDP)	5,070億6,396万8,273ドル
国民総所得(GNI)	5,071億1,842万7,089ドル
一人当たりGDP	53,708 ドル
一人当たりGNI	53,714 ドル
面積	71,020 ㎢
人口密度	149.838人/㎢

「アラブ首長国連邦」直近20年間人口推移

「アラブ首長国連邦」の年齢層別人口

「アラブ首長国連邦」人口統計情報

総人口	1,064万人
男性人口	681万人
女性人口	382万人
人口変化	+394,100人
人口増加率	+3.704%	-
出生数	104,015人
平均出産年齢	31.897歳
平均寿命	82.909歳
男性平均寿命	81.978歳
女性平均寿命	84.204歳
総死亡者数	9,916人
純移民数	300,004人

アラブ首長国連邦の豆知識？

アラブ首長国連邦は7つの首長国（アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジマン、ウマル・アル＝カイワイン、フジャイラ、ラス・アル＝ハイマ）が連合して一つの国家を形成しており、1971年の独立当初は6つの首長国で連邦を結成し、翌年ラス・アル＝ハイマが加わったことで現在の7首長国になりました。

はい、首都はアブダビ首長国にあるアブダビ市です。ドバイは最大の都市として国際的なビジネスや観光で知られていますが、政治や行政の中心地はアブダビに置かれています。

英語表記のUnited Arab Emiratesを直訳すると「アラブ人の首長国（エミレーツ）が連合した国」という意味であり、それぞれの首長国が主権を保ちつつも連邦国家として運営されていることを示しています。

はい、ドバイにあるブルジュ・ハリファは高さ約828メートルで、現在世界一の超高層ビルとして知られています。

イギリスの保護領時代を経て、1971年12月2日に（当時の6つの首長国が）連邦として独立を宣言し、翌1972年にラス・アル＝ハイマが加わりました。このため、12月2日はUAEの建国記念日として祝われています。

公用語はアラビア語です。ただし、ビジネスや観光の場では英語も広く使用されています。

アラブ首長国連邦の通貨はディルハム（AED）です。紙幣や硬貨にはアラビア文字と英語で金額が表記されています。

UAEは砂漠気候が中心ですが、沿岸部には豊かなサンゴ礁があり、内陸のオアシスでは農業が行われるなど、多様な風景を見ることができます。

パーム・ジュメイラはドバイの沖合を埋め立てて造成された人工の島で、パーム（ヤシの木）の形をしているのが特徴です。世界で最大級の人工島プロジェクトとして知られています。

ラクダレースや鷹狩り（ファルコン・ハンティング）が伝統競技として有名です。特にファルコンはUAEの象徴的な鳥で、文化的にも重要とされています。

近年、女性の高等教育進学率は高まっており、政府や企業の管理職などにも女性が多く進出しています。また、女性議員も一定数が活動しています。

UAEの人口の大部分を外国人労働者が占め、全体の8割以上が非UAE国籍者とされています。多国籍かつ多文化社会が形成されています。

以前は金曜日と土曜日が週末とされていましたが、現在では土曜・日曜を週末としつつ、金曜は短縮勤務などを行うかたちに移行しています。これは国際ビジネス環境との調和を図るための措置です。

石油輸出や観光産業などによる潤沢な資金で大規模なインフラと灌漑システムを整備しているため、砂漠の真ん中にも大規模な緑地やテーマパークを作ることが可能となっています。

1960年代以降に発見された豊富な石油資源を活用し、インフラ整備や観光産業などの多角化に力を入れたことで、急激な経済成長を遂げました。近年では物流やIT産業などの拠点づくりも進めています。

MAP「アラブ首長国連邦の首都 - アブダビ」

アラブ首長国連邦ってどんなところ？

アラブ首長国連邦（United Arab Emirates、略称UAE）は、中東のアラビア半島に位置する国家で、7つの首長国から構成されています。これらの首長国は、アブダビ、ドバイ、シャールジャ、アジュマーン、ウム・アル＝カイワイン、フジャイラ、ラス・アル・ハイマです。UAEは、豊かな文化、急速な経済成長、近代的な都市景観で知られる国です。

この国は1971年に独立し、連邦制を採用しています。首都はアブダビであり、国家の政治的・行政的中心地です。一方、ドバイは国際的なビジネスや観光のハブとして知られており、世界中から多くの観光客を魅了しています。ドバイには、世界一高いビルである「ブルジュ・ハリファ」や、人工の島「パーム・ジュメイラ」など、現代的な建築物が数多く存在します。

UAEの経済は石油と天然ガスに深く依存していますが、近年は観光業や金融サービス、テクノロジー分野など多様化が進んでいます。特にドバイは「世界の商業の中心」としての地位を確立しており、多くの国際企業が拠点を置いています。また、アブダビは、国内で最も大きな石油埋蔵量を持ち、国家の財政基盤を支えています。

文化面においてもUAEは多様性があり、約90%の住民が外国人という国際色豊かな社会です。伝統的なアラビア文化と現代的なライフスタイルが融合しており、伝統的なアートや音楽、お祭りなどが市民生活の中に息づいています。特に「アラビアナイト」や「エミレーツ・エコノミー」に象徴されるように、地域の文化も日常生活の一部となっています。

さらに、UAEは教育や医療、インフラに多大な投資を行い、国民の生活水準を向上させています。特にアブダビには世界的に評価の高い教育機関があり、高い教育水準が求められています。また、国際的な医療機関も数多く存在し、地域外からの患者を受け入れる医療観光も盛んです。

観光地としては、UAEの広大な砂漠や海岸線、歴史的な建造物が魅力を発揮しています。アブダビの「シェイク・ザイード・グランド・モスク」やドバイの「ドバイモール」、さらには自然保護区や国立公園も観光客に人気です。また、毎年開催される「ドバイ・ショッピングフェスティバル」や「アブダビ国際映画祭」などのイベントも多くの人々を引き寄せています。

このように、アラブ首長国連邦は、伝統と現代が調和した魅力的な国であり、経済的な発展を遂げつつも、その文化や歴史を大切にしています。国際社会においても重要な役割を果たすUAEは、今後もさらなる成長と発展を遂げることが期待されています。観光、ビジネス、文化を通じて、訪れるすべての人々にとって魅力的な目的地であり続けることでしょう。