ブラジル雑学10選──知れば旅がもっと楽しくなる!
「ブラジル」は木の名前が語源
ブラジルという国名は、赤い染料をとる「パウ・ブラジル(ブラジルウッド)」という木に由来します。16世紀ポルトガル人による輸出で“木の国”の名前が広まりました。
世界最大の日系人社会
日本国外最大の約200万人の日系人が暮らしています。サンパウロのリベルダーデ地区は“リトル・トーキョー”と呼ばれる日本文化の発信地です。
唯一のポルトガル語圏
南米で唯一、ブラジルだけがポルトガル語を公用語としています。これは植民地時代の歴史が背景にあります。
サッカーW杯最多優勝国
ブラジル代表はFIFAワールドカップで最多5回の優勝(2025年時点)。ペレ、ロナウジーニョ、ネイマールなど世界的スター選手も多数輩出。
「アマゾン川は世界最長」説も?
ナイル川よりも長いとされることもあるアマゾン川。水量・流域面積は世界一で、流域には“地球の肺”と呼ばれる熱帯雨林が広がります。
リオのカーニバルは「世界最大の祭り」
200万人超が参加するリオのカーニバルはサンバパレード、仮装、踊りの熱狂的イベント。数カ月かけて準備されるサンバの衣装や山車は世界的な見もの。
ブラジルは「国歌」がめちゃくちゃ長い
ブラジル国歌はフルコーラスだと2分近くかかり、公式試合やイベントでも1コーラスしか演奏されないことが多いです。
「コパカバーナ」の語源はボリビア
リオの有名ビーチ「コパカバーナ」は、実はボリビアの聖地コパカバーナ(チチカカ湖)に由来。修道院が建てられたことで地名が伝わりました。
巨大国だけど時差は4つ
国土が広大なため、国内で時差が4つも存在。西部アクレ州と東部リオやサンパウロでは、時差が2時間以上になることも。
ブラジルの国鳥は「トゥカーノ」
派手なオレンジ色のくちばしが特徴のトゥカーノ(オオハシ)は、ブラジルを代表する鳥。観光ガイドやお土産でよく見かけます。
コラム:もっと知りたいブラジル文化
カポエイラ──踊る武術
奴隷時代に生まれた、攻防の動きと音楽・歌が融合した独自の文化。近年は世界中で人気のフィットネスにも。
コーヒー生産量世界一
朝昼晩とコーヒーを楽しむ文化が根付き、“カフェジーニョ”は日常の一部になっています。
国民食「フェイジョアーダ」
フェイジョアーダは、黒豆と豚肉などをじっくり煮込んだ料理。土曜に家族や友人と食べるのが伝統です。
まとめ:雑学から見えるブラジルの真の魅力
広大な国土と多様な民族、情熱的な音楽やダンス、世界遺産のアマゾン、ユニークな食文化――ブラジルには雑学だけで語り切れない深い魅力があります。知れば知るほど旅したくなる大国、それがブラジルです。