ザンビア

Zambia

「ザンビア」基本情報

正式名称	ザンビア共和国
英語名	Zambia
首都	ルサカ（Lusaka）
公用語	英語（イギリス英語）、ベンバ語、他
地域	アフリカ /東アフリカ
通貨	ザンビア・クワチャ（ZK）
パスポート
総人口	2,072万人
平均年齢	17.490歳
国内総生産(GDP)	291億3,666万4,306ドル
国民総所得(GNI)	270億980万1,829ドル
一人当たりGDP	1,456 ドル
一人当たりGNI	1,349 ドル
面積	743,390 ㎢
人口密度	27.878人/㎢

「ザンビア」直近20年間人口推移

「ザンビア」の年齢層別人口

「ザンビア」人口統計情報

総人口	2,072万人
男性人口	1,025万人
女性人口	1,046万人
人口変化	+587,166人
人口増加率	+2.833%	-
出生数	685,565人
平均出産年齢	28.444歳
平均寿命	66.349歳
男性平均寿命	63.936歳
女性平均寿命	68.673歳
総死亡者数	107,917人
純移民数	9,521人

ザンビアの豆知識？

ザンビアの国名は、大河ザンベジ川に由来しています。ザンベジ川はザンビア南部を流れ、隣国ジンバブエとの国境にあるヴィクトリアの滝をはじめとする壮大な景観を形づくっています。

ルサカはザンビア最大の都市で、政治・経済・行政の中心地です。多様な文化の交流点として発展を続け、活気ある商業エリアや市場が多くの人々を引きつけています。

ザンビアには20ほどの国立公園があり、サファリや野生生物観察に最適です。特にサウス・ルワングワ国立公園はゾウやライオンなど大型動物の宝庫として有名です。

はい、ザンビアは1964年の独立以来、英語を公用語としています。ただし国内には70を超える民族言語があり、主要な言語としてベンバ語やニャンジャ語、トンガ語、ロージ語などが日常的に話されています。

ザンビアは1964年10月24日にイギリス領北ローデシアから独立を達成しました。初代大統領のケネス・カウンダが指導的役割を担い、平和的な交渉を通じて独立を勝ち取りました。

緑は農業や自然環境、オレンジは銅などの豊富な鉱物資源、黒はザンビア国民、赤は独立闘争の犠牲を象徴しています。また、右側上部に描かれたワシは自由と誇りを表現しています。

ザンビアとジンバブエの国境にある世界屈指の大滝で、世界遺産にも登録されています。現地では「モシ・オ・トゥニャ」（轟く煙）と呼ばれ、その迫力ある水しぶきと音から名付けられました。

主に銅の生産・輸出が経済を支える重要な柱となっています。また、観光産業も近年注目され、豊かな自然や野生動物を求める旅行者が増加しています。

最も人気があるのはサッカーで、ザンビア代表チームは2012年にアフリカネイションズカップで優勝した実績を持っています。国民の多くが熱狂的に応援しています。

ザンビアはアフリカの中では比較的安定した国とされています。しかし、大都市ではスリやひったくりが発生する場合があるので、貴重品管理や移動時の注意が必要です。

ザンビアの通貨はザンビア・クワチャ(Zambian Kwacha)で、紙幣・硬貨共に流通しています。日常生活で広く使われ、ドルやユーロから両替することも可能です。

ザンビアの電圧は約230Vで、プラグ形状はイギリス式のBFタイプ（3ピン）を使用していることが多いです。日本から持参する電化製品には変圧器や変換プラグが必要になる場合があります。

アフリカ大陸の南中央部に位置し、アンゴラやタンザニアなど8つの国と国境を接する内陸国です。海への直接のアクセスはありませんが、陸路・航空の交通網が整備されています。

主食はトウモロコシの粉を練った「ンシマ(Nshima)」で、シチューや野菜炒め、魚や肉料理と一緒に食べるのが一般的です。地域ごとに味付けや副菜が異なり、多彩な料理が楽しめます。

独立を指導した初代大統領ケネス・カウンダのスローガンで、民族や言語の違いを超えて国民が団結し、平和と発展を目指そうという精神が込められています。

MAP「ザンビアの首都 - ルサカ」

ザンビアってどんなところ？

ザンビア共和国（Zambia）は、南部アフリカに位置する内陸国であり、周囲を八つの国々に囲まれています。北側にはタンザニア、東側にはモザンビーク、南側には南アフリカ共和国、ボツワナ、ナミビアがあり、西側にはアンゴラと接しています。ザンビアの面積は約752,612平方キロメートルで、アフリカ大陸では第39位の広さを誇ります。

ザンビアの地形は多様である一方、多くの川や湖が点在しており、中でもザンベジ川はこの国を象徴する存在です。また、ザンビアの国境を形成するいくつかの大きな湖の中には、タンガニーカ湖とルアングワ湖があります。特に、ザンビアの南部に位置するビクトリアの滝は世界的に有名で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。この滝は、高さ約108メートルで、爽やかな霧とともに多くの観光客を惹きつけています。

ザンビアの人口はおおよそ1800万人で、主にバント族と呼ばれる民族が住んでいます。公用語は英語ですが、70以上の異なる言語が話されており、主にベンバ語、ニャンジャ語、ルンダ語、ルシ語などが広く使われています。ザンビアは多民族国家であり、それぞれの文化や伝統が色濃く残っています。このため、祭りや音楽、舞踊などは非常に多彩であり、訪れる人々を魅了します。

経済面では、ザンビアは主に鉱業に依存しており、特に銅の生産が重要な役割を果たしています。ザンビアは世界的な銅の供給国として知られ、その生産量は国内総生産（GDP）の大部分を占めています。また、農業も重要な産業であり、トウモロコシは主要な作物の一つです。しかし、経済の多様化が求められており、観光業や製造業の振興も進められています。

政治体系は、民主主義に基づいた多党制であり、国民は自由に選挙を通じてリーダーを選ぶことができます。ザンビアは1991年に民主化を果たし、その後、政治・経済ともに安定した時代が続いています。しかし、経済的な課題や腐敗問題も抱えており、これらの改善に向けた努力が続けられています。

自然環境に関しても、ザンビアは生物多様性に富む地域で、数多くの国立公園や保護区が存在します。ルアングワ国立公園やサウスルアングワ国立公園などは、サファリツアーの人気スポットであり、野生動物を観察するために多くの観光客が訪れます。また、ザンビアではエコツーリズムが盛んであり、この国の自然保護と地域社会の発展を同時に促進する取り組みが行われています。

文化的にも豊かなザンビアは、アートやクラフト、音楽、ダンスが盛んです。伝統的な楽器や衣装は地域ごとに異なり、それぞれの民族の独自性を反映しています。また、「サンブアル」と呼ばれる伝統的な舞踏は、ザンビアの文化を象徴するものとして知られています。

このように、ザンビア共和国は自然、文化、経済多様性に富んだ国であり、観光、ビジネス、文化交流の面でも注目されています。秘められた魅力が多く存在し、訪れる人々に深い印象を残すことでしょう。