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セントルシア

Saint Lucia

セントルシア(Saint Lucia)は、カリブ海に位置する美しい島国で、アンティグア・バーブーダの南、セントビンセント・グレナディーンの北にある島です。面積はおよそ620平方キロメートルで、人口は約18万人ほど。首都はキャスタリーズ(Castries)です。 この島は豊かな自然環境と独自の文化で知られており、観光業が重要な産業の一つです。セントルシアは、緑豊かな山々、白い砂浜...もっと見る

セントルシア」基本情報

正式名称 セントルシア
英語名 Saint Lucia
首都 カストリーズ(Castries)
公用語 英語(アメリカ英語)、フランス語系パトワ語
地域 南アメリカ /カリブ海
通貨 東カリブ・ドル($)
パスポート
総人口  17万人
平均年齢  33.745歳
国内総生産(GDP)  21億6,519万4,778ドル
国民総所得(GNI)  20億8,639万9,205ドル
一人当たりGDP  12,038 ドル
一人当たりGNI  11,600 ドル
面積 610 ㎢
人口密度 291.046人/㎢

セントルシア」の年齢層別人口

セントルシア」人口統計情報

総人口 17万人
男性人口 88,599人
女性人口 90,686人
人口変化 +477人
人口増加率 +0.266% -
出生数 2,019人
平均出産年齢 28.764歳
平均寿命 72.697歳
男性平均寿命 69.311歳
女性平均寿命 76.304歳
総死亡者数 1,544人
純移民数 0人

セントルシアの豆知識?

セントルシアはキリスト教の聖人「聖ルチア(Saint Lucia)」にちなんで名づけられました。現存する国の中では、女性の名前に由来する数少ない国のひとつとして知られています。

セントルシアは、イギリスとフランスのあいだで何度も領有権が争われた歴史を持ち、古代ギリシャ神話の「トロイのヘレン」になぞらえて「西インドのヘレン」と呼ばれています。

セントルシアの南西部にある世界遺産の双子の火山峰「ピトン」は、緑豊かな熱帯雨林と青い海のコントラストが美しく、ハイキングやダイビングなどのアクティビティが楽しめる絶景スポットです。

カストリーズはセントルシアの首都で、島の政治・経済の中心地です。クルーズ船が寄港する港があり、市場やショッピング街がにぎわう活気ある町として知られています。

セントルシアの公用語は英語ですが、日常会話としてフランス語系のクレオール語(パトワ)も広く使われています。独特の表現が多いのが特徴です。

セントルシアは1979年2月22日にイギリスから独立を果たしました。独立記念日には祝賀行事が行われ、国民が盛大にお祝いをします。

セントルシアの南西部にあるスフリエール地域には、車で火山地帯に直接入っていける「ドライブイン・ボルケーノ」があります。ここでは温泉や泥浴などを体験しながら、硫黄の香りが漂う火山の迫力を間近で楽しめます。

セントルシアの国鳥は、アマゾン属のオウム「セントルシア・パロット(Amazona versicolor)」です。色鮮やかな羽が魅力的な希少種で、島のシンボルとして保護活動が進められています。

セントルシアの面積はおよそ617平方キロメートル、人口は約18万人ほどです。小さな島国ですが、豊かな自然と文化の多様性が魅力となっています。

セントルシアでは東カリブドル(Eastern Caribbean Dollar)が流通しています。ECドルと略され、近隣の東カリブ諸国でも使用されています。

セントルシア・ジャズ&アーツ・フェスティバルは、毎年世界各地の一流ミュージシャンやアーティストを招いて開催される音楽と芸術の祭典です。ジャズだけでなく、R&Bやレゲエなど多彩なジャンルのステージが楽しめます。

セントルシアでは観光業が主要な産業ですが、バナナをはじめとする農産物の輸出や、金融サービス業も経済を支える重要な要素となっています。

カリブ海地域らしく、魚介類やスパイス、トロピカルフルーツを使った料理が豊富です。また、フランスとイギリス両方の文化が混ざった独自のクレオール料理が楽しめます。

セントルシアは熱帯海洋性気候で、一年を通して温暖です。雨季(6~11月)と乾季(12~5月)があり、ハリケーンシーズンには注意が必要です。

セントルシアでは、ピトン周辺のトレッキングや熱帯雨林のジップライン、シュノーケリングやスキューバダイビングなど、自然を満喫できるアクティビティが多彩に用意されています。

MAP「セントルシアの首都 - カストリーズ」

セントルシアってどんなところ?

セントルシア(Saint Lucia)は、カリブ海に位置する美しい島国で、アンティグア・バーブーダの南、セントビンセント・グレナディーンの北にある島です。面積はおよそ620平方キロメートルで、人口は約18万人ほど。首都はキャスタリーズ(Castries)です。

この島は豊かな自然環境と独自の文化で知られており、観光業が重要な産業の一つです。セントルシアは、緑豊かな山々、白い砂浜、そして青い海に囲まれた美しい環境を誇っています。特に有名なのは、世界遺産にも登録されている「ピトン山」をはじめとする火山の景観で、特に「グros Piton」と「Petit Piton」の2つの山は、観光客に人気の登山スポットとなっています。

セントルシアの気候は熱帯性で、平均気温は25〜30℃と温暖です。雨季は主に6月から11月まで続くものの、観光シーズンは12月から4月にかけての乾季が最も人気です。この時期には、多くの観光客がこの島を訪れ、ビーチリゾートやアクティビティを楽しみます。

文化的には、セントルシアはフランスとイギリスの植民地時代の影響を受けており、両国の文化が融合した独自の風土があります。公用語は英語であるものの、地元の人々はクレオール語を話すことが多いです。音楽やダンスもカリブ文化の重要な一部であり、特に「セントルシア・ジャズ・フェスティバル」などの音楽イベントは国際的にも高い評価を受けています。

食文化も多様で、カリブ海の魚介類や新鮮な果物を使用した料理が多く見られます。特に、「グラウッド(Ground Provisions)」と呼ばれる根菜や「フライド・プランテン(Fried Plantains)」、地元のスパイスを使ったシーフード料理は人気があります。また、「セントルシア・ラム」は味わい深く、多くの観光客が楽しむ地元の特産品の一つです。

さらに、セントルシアは壮大な自然の中でのアクティビティも豊富です。シュノーケリングやダイビング、ハイキング、バードウォッチングなど、アクティブなライフスタイルを楽しむことができます。特に、セントルシアには多くの天然温泉が点在し、リラックスした時間を過ごすことも可能です。

また、セントルシアはサステイナブルな観光にも力を入れており、自然環境を保護しながら観光産業の発展を目指しています。エコツーリズムの取り組みが進んでおり、訪れる観光客に対して地元の自然資源を守る重要性を伝えるプログラムも実施されています。

このように、セントルシアは美しい自然、豊かな文化、そして多様なアクティビティを提供する魅力的な目的地です。優雅なリゾートと手つかずの自然が共存しているこの島は、訪れる人々に忘れられない経験を与えてくれることでしょう。セントルシアを訪れる際は、ぜひその魅力に触れてみてはいかがでしょうか。