バミューダ

Bermuda

「バミューダ」基本情報

正式名称	バミューダ諸島
英語名	Bermuda
首都	ハミルトン（Hamilton）
公用語	英語（アメリカ英語）、ポルトガル語
地域	北アメリカ
通貨	バミューダ・ドル（$）
総人口	6万人
平均年齢	45.140歳
国内総生産(GDP)	75億4,600万ドル
国民総所得(GNI)	76億3,887万9,948ドル
一人当たりGDP	117,568 ドル
一人当たりGNI	119,015 ドル
面積	54 ㎢
人口密度	1198.111人/㎢

「バミューダ」直近20年間人口推移

「バミューダ」の年齢層別人口

「バミューダ」人口統計情報

総人口	64,698人
男性人口	31,680人
女性人口	33,019人
人口変化	-52人
人口増加率	-0.080%	-
出生数	521人
平均出産年齢	32.103歳
平均寿命	82.309歳
男性平均寿命	78.855歳
女性平均寿命	85.742歳
総死亡者数	573人
純移民数	0人

バミューダの豆知識？

バミューダ諸島近海は「バミューダ・トライアングル」として数々の失踪事件が語られていますが、統計的には他の海域と比較して特別に事故や失踪が多いわけではありません。科学的な根拠よりもミステリーとしてのイメージが広く浸透しているのです。

ピンク色は、有孔虫（ユウコウチュウ）という小さな赤い貝殻の破片が白い砂と混ざり合うことで生まれます。これが世界的にも珍しいピンク色のビーチを作り出しています。

イギリス領であるバミューダでは、暑い気候に適応するためにショーツを正装として採用しました。靴下と組み合わせ、カラーシャツやジャケットを合わせることでビジネスウェアとして定着したのです。

実は北大西洋に位置しており、アメリカ本土の東約1,000kmほど沖合にあります。カリブ海ではなく、大西洋に浮かぶ小さな群島なのです。

バミューダ諸島は1503年にスペイン人探検家フアン・デ・ベルムーデスが「発見」したことから、彼の姓にちなみ「Bermuda（バーミューダ）」と呼ばれるようになりました。

1612年にイギリスがバミューダを植民地化し、以来イギリスの支配下に置かれました。現在もイギリスの海外領土であり、イギリス国王が元首となっています。

本当です。バミューダ諸島には淡水がほとんど存在しないため、建物の屋根や貯水タンクで雨水を集めて生活用水を確保しています。白い階段状の屋根は、この雨水収集に適した形状となっています。

バミューダ諸島の首都はハミルトン市で、メインアイランドの北岸に位置します。金融中心地としても機能し、多くの企業がオフィスを置いています。

バミューダ諸島の面積はおよそ53平方キロメートルほどで、人口は約6万人台と小さな規模です。リゾート地として知られる一方、金融業などのサービス産業も発展しています。

代表的なのはフィッシュ・チャウダーです。魚のだしに香辛料を加え、ラム酒やシェリー・ペッパーソースで風味づけしたスープが定番料理として愛されています。

1612年にイギリスが正式に植民地を設立して以来、バミューダは新世界（アメリカ大陸以西）で最も古くから継続的にイギリス人が住み続けている地域とされています。

バミューダを取り囲むサンゴ礁や潮の流れが複雑で歴史的に多くの船が座礁し、沈没してきたためです。そのため現在でも多くのダイバーが沈没船探索を楽しんでいます。

「ゴンベイ（Gombey）」と呼ばれる色鮮やかな衣装で踊る伝統芸能があります。アフリカやカリブ、イギリスなどの影響を受けた独自の文化が根付いています。

バミューダの通貨はバミューダ・ドル（BMD）ですが、米ドルと等価で連動しており、現地では米ドルも広く受け入れられています。このため米ドルをそのまま使うことも可能です。

バミューダは亜熱帯気候で、冬でも比較的温暖です。明確な四季はなく、年間を通して温暖な気候が続きますが、台風にあたるハリケーンシーズンには注意が必要です。

MAP「バミューダの首都 - ハミルトン」

バミューダってどんなところ？

バミューダ諸島は、北大西洋に位置する英国の海外領土であり、特に美しい自然環境と温暖な気候、独特の文化をもち、観光地としても非常に人気があります。バミューダは、約138の島々から成り立っており、その中で主な島は大バミューダ島です。この島は、面積はおよそ54平方キロメートルで、人口は約6万人ほどです。

バミューダの魅力の一つは、その美しいビーチとクリスタルクリアな海です。特に、ピンク色の砂浜で知られるハミルトンビーチや、透明度の高いバミューダトライアングルの海域は、多くの観光客を惹きつけます。ここでは、スノーケリングやダイビングを楽しむことができ、多様な海洋生物を観察することができます。また、バミューダには多くのゴルフコースもあり、ゴルファーにとっても魅力的なスポットです。

歴史的に、バミューダは1609年にイギリスの探検家が発見した後、入植が始まりました。以来、イギリスの植民地としての歴史を経て、現在のような自治を持つ海外領土になりました。バミューダには多様な文化が影響を及ぼしており、アフリカ、イギリス、アメリカの文化が融合しています。特に音楽やダンス、料理にその影響が色濃く残っており、毎年開催されるバミューダ・カーニバルは、国際的にも有名なイベントです。

さらに、バミューダは独自の政治体制を持っており、内政を管理するための議会が存在します。しかし、外交や防衛はイギリスが担当しており、英国との関係は密接です。バミューダでは英語が公用語として話され、教育機関も英語を基盤に設置されています。

経済的には、バミューダは観光業と金融業に依存しています。観光業は島の主要な収入源であり、毎年多くのクルーズ船や観光客が訪れます。また、バミューダは国際的な保険や再保険業界の中心地でもあり、いくつかの大手企業の本社が立地しています。このため、バミューダは他のカリブ海の島々と比べ、比較的高い生活水準を維持しています。

バミューダには、地元の伝統や習慣を体験できる多くの観光名所があります。例えば、歴史的な建造物や美術館、博物館、そして美しい庭園など、訪問者にとって興味深いスポットが目白押しです。また、バミューダ・トライアングルに関する神秘的な伝説も観光の一環となっており、多くの人々がその謎に迫ろうとしています。

交通手段は、島内の公共交通機関が発展しており、バスやタクシーが利用されています。バミューダは道幅が狭く、レンタカーは許可されていませんが、自転車やスクーターのレンタルが盛況です。これにより、観光客は気軽に島を巡り、美しい景観を楽しむことができます。

総じて、バミューダ諸島は素晴らしい自然、美しいビーチ、豊かな文化、そして安定した経済を誇る魅力的な場所です。リゾートとしての魅力だけでなく、歴史や伝統を感じられる体験も多く、訪れる人々にとって忘れがたい思い出を提供してくれます。訪問者は、ここでの魅力的な環境の中で、心身を癒すことができるでしょう。