アンティグア・バーブーダ

Antigua and Barbuda

「アンティグア・バーブーダ」基本情報

正式名称	アンティグア・バーブーダ
英語名	Antigua and Barbuda
首都	セントジョンズ（St. John's）
公用語	英語（アメリカ英語）
地域	南アメリカ /カリブ海
通貨	東カリブ・ドル（$）
パスポート
総人口	9万人
平均年齢	35.486歳
国内総生産(GDP)	17億7,024万8,148ドル
国民総所得(GNI)	17億1,092万5,971ドル
一人当たりGDP	18,880 ドル
一人当たりGNI	18,247 ドル
面積	440 ㎢
人口密度	212.081人/㎢
CO2総排出量	579,164トン
一人当たりCO2排出量	6.25トン

「アンティグア・バーブーダ」直近20年間人口推移

「アンティグア・バーブーダ」の年齢層別人口

「アンティグア・バーブーダ」人口統計情報

総人口	93,316人
男性人口	44,408人
女性人口	48,907人
人口変化	+467人
人口増加率	+0.500%	-
出生数	1,106人
平均出産年齢	28.255歳
平均寿命	77.598歳
男性平均寿命	74.549歳
女性平均寿命	80.294歳
総死亡者数	643人
純移民数	0人

アンティグア・バーブーダの豆知識？

「アンティグア」はスペイン語で「古い」を意味し、1493年にクリストファー・コロンブスがセビリアの教会「Santa María la Antigua（サンタ・マリア・ラ・アンティグア）」にちなんで名付けたとされています。「バーブーダ」はスペイン語で「ひげを生やした」という意味があり、島の森林の様子や植物を表したともいわれています。

「365のビーチがある」というのは地元の人々がよく口にするフレーズで、正確な数を厳密に数えたわけではないようですが、それほど多種多様で美しいビーチがあることを象徴しています。

1981年11月1日にイギリスから独立しました。現在も英連邦王国の一員で、国王を元首とする立憲君主制をとっています。

首都はアンティグア島の北西部に位置するセントジョンズ（St. John’s）です。政治・経済の中心地であり、主要港もあります。

アンティグア島にあるボギー・ピーク（Boggy Peak）で、標高は約402メートルです。2009年に「マウント・オバマ」と改名されましたが、後に元の名前に戻っています。

クリケットとサッカー（フットボール）が特に人気です。島の気候もあいまって、屋外スポーツが盛んに行われています。

世界的なレジェンドとされるサー・ビビアン・リチャーズ（Sir Vivian Richards）はアンティグア出身です。西インド諸島代表として大きく活躍し、「最も偉大なバッツマンの一人」と称されています。

共通通貨である東カリブドル（East Caribbean Dollar, XCD）が使われています。他の東カリブ諸国と同じ通貨圏を形成しています。

カリブ地域ならではのカーニバルやフェスティバル、レゲエやカリプソ、スティールパン音楽などが親しまれています。多民族の影響を受けながら独自の文化を築いています。

多くの観光客は首都セントジョンズを拠点に観光を楽しみます。そこから各ビーチやリゾートへアクセスでき、ショッピングやレストランも充実しています。

バーブーダ島には人の手があまり加えられていない自然が多く残り、ピンク色のビーチや最大規模のフリゲートバード保護区（全世界でも珍しいアメリカオオグンカンドリの生息地）などが見どころです。

公用語は英語です。観光が主要産業の一つであることから、英語が広く使われています。

はい、英連邦王国に属しています。イギリス連邦の一員であり、現在も国王を国家元首とする立憲君主制を採用しています。

アンティグア・バーブーダの代表的な料理として「ファンジー（Fungee）とペッパーポット」が挙げられます。ファンジーはトウモロコシ粉を使った料理で、ペッパーポットは様々な野菜や肉を煮込んだスープです。

「アンティグア・セーリングウィーク（Antigua Sailing Week）」は毎年開催される国際的なヨットレースで、多くのセーラーや観光客が集まる一大イベントです。また夏にはカーニバルも開催され、音楽やパレードで大変盛り上がります。

MAP「アンティグア・バーブーダの首都 - セントジョンズ」

アンティグア・バーブーダってどんなところ？

アンティグア・バーブーダ（Antigua and Barbuda）は、カリブ海の小さな国で、二つの主要な島から成り立っています。アンティグアは最も大きな島で、キリスト教徒の原住民によって名付けられたとされ、「古い」という意味の名を持っています。一方、バーブーダはその面積が小さく、自然環境が豊かで、美しいビーチが広がることで知られています。

この国は、英語が公用語として使われており、主にバカンス地として外国からの観光客を惹きつけています。特に、アンティグア島のホワイトサンドビーチやクリスタルクリアな海は、多くの観光客にとって魅力的なスポットとなっています。フランクリン・ルーズヴェルトビーチやジャ関連ビーチなど、訪れるべきビーチは数多く、ビーチリゾートが充実しています。

歴史的には、アンティグア・バーブーダは1493年にクリストファー・コロンブスによって発見され、この地の先住民であるアラワク族によって最初に住まわれました。その後、英語の植民地主義が始まり、1671年にはイギリスの植民地となります。1860年代には糖業が発展し、経済の中心をなしました。また、アンティグア・バーブーダは1981年にイギリスから独立し、現在はカリブ海共同体（CARICOM）や共通外部政策の基盤となるイギリス連邦の一員でもあります。

文化面では、アンティグア・バーブーダはアフリカの影響を受けた独自の文化が息づいており、音楽やダンスが盛んです。特に、「カリプソ」はこの地域の最も有名な音楽スタイルの一つであり、リズミカルなビートと社会風刺的な歌詞が特徴です。毎年開催されるカーニバルは地元住民や観光客にとって重要な祭りであり、パレードや音楽、ダンスが楽しめる盛大なイベントとなっています。

経済的には、アンティグア・バーブーダは観光業が主要な産業であり、国の収入の大部分を占めています。特に、大規模なリゾートやクルーズ船の寄港が観光客を呼び込み、地元経済に大きな影響を与えています。また、農業も重要な産業で、主にサトウキビやトウモロコシなどが栽培されています。

自然環境は素晴らしく、多くの野生生物や豊かな海洋生態系を抱えています。アンティグアの西海岸には、海洋保護区が整備されており、ダイビングやシュノーケリングを楽しむことができます。また、バーブーダには、天然のサンドバーや絶滅危惧種の鳥が生息するエコシステムも存在します。これらの自然は観光の一環として保護されており、持続可能な観光の推進が重要な課題となっています。

アンティグア・バーブーダは、多様な文化、豊かな歴史、美しい自然環境に恵まれた国であり、観光地としての魅力が詰まっています。地元の人々は温かく、訪れる人々に対して魅力的な経験を提供してくれることでしょう。これからの季節、ぜひこの美しい国を訪れて、その魅力を存分に味わっていただきたいと思います。