■エチオピア国歌について
エチオピアの国歌「前進せよ、親愛なる母エチオピア」(Wodefit Gesgeshi, Widd Innat Ityopp'ya)は、国家の誇りと独立を象徴する重要な楽曲です。現在の国歌は、1992年にエチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の政権下で採用されました。歌詞は、Dereje Melaku Mengeshaによって書かれ、音楽はSolomon Lulu Mitikuによって作曲されました。
歌詞は、国家の独立、自由、正義を讃える内容であり、エチオピアの豊かな歴史と文化を尊重し、国民の団結を強く呼びかけています。この歌は、エチオピアの多様な民族と文化が一つにまとまり、共に未来を築くことを象徴しています。
この国歌は、エチオピアの公式な行事や学校の集会、国際的なスポーツイベントなどで演奏され、国民の誇りと愛国心を育む重要な役割を果たしています。特に、エチオピアの独立記念日である5月28日には、全国で盛大に演奏され、国民全体がこの特別な日を祝います。
「前進せよ、親愛なる母エチオピア」は、エチオピアの歴史と文化、そして未来への希望を象徴するものであり、そのメロディと歌詞はエチオピア国民の心に深く刻まれています。この国歌は、国家の独立、自由、そして団結を讃える象徴的な存在として、エチオピアの誇りを表現しています。
■歌詞(アムハラ語)
የዜግነት ክብር በ ኢትዮጵያችን ፀንቶ
ታየ ህዝባዊነት ዳር እስከዳር በርቶ
ለሰላም ለፍትህ ለህዝቦች ነፃነት
በእኩልነት በፍቅር ቆመናል ባንድነት
መሰረተ ፅኑ ሰብዕናን ያልሻርን
ህዝቦች ነን ለስራ በስራ የኖርን
ድንቅ የባህል መድረክ ያኩሪ ቅርስ ባለቤት
የተፈጥሮ ፀጋ የጀግና ህዝብ እናት
እንጠብቅሻለን አለብን አደራ
ኢትዮጵያችን ኑሪ እኛም ባንቺ እንኩራ።
■歌詞(英語)
以下の歌詞を日本語に翻訳してください。
Respect for citizenship is strong in our Ethiopia;
National pride is seen, shining from one side to another.
For peace, for justice, for the freedom of peoples,
In equality and in love we stand united.
Firm of foundation, we do not dismiss humanness;
We are people who live through work.
Wonderful is the stage of tradition, owners of a proud heritage,
Natural grace, mother of a valorous people.
We shall protect you – we have a duty;
Our Ethiopia, live! And let us be proud of you!
■歌詞(英文の翻訳)
市民権の尊重が我らのエチオピアには強く根付いている;
国家の誇りが一方から他方へと輝いている。
平和のために、正義のために、人々の自由のために、
平等と愛において我らは団結する。
確固たる基盤のもとに、人間性を軽んじることはない;
我らは働きを通して生きる人々である。
伝統の舞台は素晴らしく、誇り高き遺産の所有者、
自然の優雅さ、勇敢な人々の母。
我らはあなたを守る – それが我らの義務である;
我らのエチオピアよ、永遠なれ!そして我らが誇りに思える存在であれ!