Skip to main content

愛国歌

Aegukga

■韓国国歌について
韓国の国歌「愛国歌」(애국가、Aegukga)は、韓国の民族意識と愛国心を表現した歌です。この歌詞は、1896年に尹致昊(윤치호)によって書かれ、最初は「愛国歌」として広く知られていました。初期のメロディーはスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」に基づいていましたが、1948年に正式に独立した韓国の建国と共に、アーン・エック(안익태)によって作曲された新しいメロディに変更されました。
歌詞は、明るい月光に照らされる美しい山河の景色を背景に、韓民族の平和と繁栄を願う内容です。全体的には、自然の美しさを讃えつつ、国家の繁栄と国民の誇りを称えるメッセージが込められています。特に、「東海の水と白頭山が乾くまで、神よ、この国を守り給え」というフレーズは、国土を永遠に守るという強い決意を示しています。
「愛国歌」は、国家行事や公的な集会で演奏されるほか、スポーツイベントなどで国の代表として競う際にも使用されます。韓国人にとっては、単なる国歌を超えて、民族の誇りと自由を象徴する歌とされています。

■歌詞(韓国語)
애국가
[1]
동해 물과 백두산이 마르고 닳도록,
하느님이 보우하사 우리나라 만세.
무궁화 삼천리 화려 강산,
대한 사람 대한으로 길이 보전하세.

[2]
남산 위에 저 소나무 철갑을 두른 듯
바람서리 불변함은 우리 기상일세.
무궁화 삼천리 화려 강산,
대한 사람 대한으로 길이 보전하세.

[3]
가을 하늘 공활한데 높고 구름 없이
밝은 달은 우리 가슴 일편단심일세.
무궁화 삼천리 화려 강산,
대한 사람 대한으로 길이 보전하세.

[4]
이 기상과 이 맘으로 충성을 다하여
괴로우나 즐거우나 나라 사랑하세.
무궁화 삼천리 화려 강산,
대한 사람 대한으로 길이 보전하세.

■歌詞(英語)
Aegukga
[1]
Donghae mulgwa Baekdusani mareugo daltorok
Haneunimi bouhasa urinara manse.
Mugunghwa samcheolli hwaryeo gangsan
Daehan saram daehaneuro giri bojeonhase.

[2]
Namsan wie jeo sonamu cheolgabeul dureun deut
Baram seori bulbyeonhameun uri gisang-ilse.
Mugunghwa samcheolli hwaryeo gangsan
Daehan saram daehaneuro giri bojeonhase.

[3]
Ga-eul haneul gonghwalhande nopgo gureum eopsi
Balgeun dareun uri gaseum ilpyeondansimilse.
Mugunghwa samcheolli hwaryeo gangsan
Daehan saram daehaneuro giri bojeonhase.

[4]
I gisanggwa i mameuro chungseong-eul dahayeo
Goerouna jeulgeouna nara saranghase.
Mugunghwa samcheolli hwaryeo gangsan
Daehan saram daehaneuro giri bojeonhase.


■歌詞(翻訳)
[1]
東海の水と白頭山が乾き果て、磨り減る時まで
神様の御加護ある我が国万歳
無窮花三千里の華麗な山河
大韓人よ、大韓を以て永久に保全せよ

[2]
南山の老松が鉄の鎧を身にまとったように
風霜にさえ変わらぬものは、我等の気性なり
無窮花三千里の華麗な山河
大韓人よ、大韓を以て永久に保全せよ

[3]
秋の空は広くて雲ひとつなく澄み渡り、
無窮花三千里の華麗な山河
大韓人よ、大韓を以て永久に保全せよ
明るい月は、我等の精神、真心からの赤誠なり

[4]
この気性とこの心で忠誠を尽くし
辛くとも、楽しくとも、国を愛そう
無窮花三千里の華麗な山河
大韓人よ、大韓を以て永久に保全せよ